数多くの映画人を輩出している大阪芸術大学・映像学科の卒業制作作品を東京で上映する「ダイゲイ フィルム アワード2009」が、5月30日(土)より1週間にわたり渋谷・ユーロスペースで開催されます。
2006年より開催され好評を博してきた「ダイゲイ フィルム アワード」は、今年は会場を渋谷へと移して会期も1週間へと大幅に拡大。多くのミニシアターが集まる“映画文化の発信地”で、関西発の個性とパワーあふれる作品群を紹介していきます。
今回は、2008年度卒業生の卒業制作作品と、大阪芸術大学が産学協同企画としてテレビ局3局とともに制作したドラマ「ブロードキャストASUKA」全話を無料上映。さらに特別企画として、大阪芸術大学映像学科学科長である大森一樹監督や原一男監督、スクリーミング・マッド・ジョージ監督の教授陣と、同学科出身で現在はガイナックス代表取締役をつとめる山賀博之監督、現在日本映画界の第一線で活躍する熊切和嘉監督や山下敦弘監督らの若手監督がゲストとして来場し、それぞれの代表作の上映とともにワークショップや舞台あいさつをおこないます。
ダイゲイ フィルム アワード2009 in TOKYO
- 会期:2009年5月30日(土)から6月5日(金)
- 会場:渋谷ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1−5)
2008年度卒業制作作品・産学ドラマ「ブロードキャストASUKA」
- ※無料上映
特別企画上映作品
- 原一男『ゆきゆきて、神軍』 5月30日(土) (ワークショップ開催)
- 大森一樹『暗くなるまで待てない!』 5月31日(日) (ワークショップ開催)
- 岡太地『トロイの欲情』 6月1日(月) (舞台あいさつあり)
- 石井裕也『剥き出しにっぽん』 6月1日(月) (ワークショップ開催)
- スクリーミング・マッド・ジョージ『BOY IN THE BOX』 6月2日(火) (ワークショップ開催)
- 柴田剛『NN891102』 6月3日(水) (舞台あいさつあり)
- 熊切和嘉『鬼畜大宴会』 6月3日(水) (ワークショップ開催)
- 山賀博之『王立宇宙軍 オネアミスの翼』 6月4日(木) (ワークショップ開催)
- 山下敦弘『どんてん生活』 6月5日(金) (ワークショップ開催)
※特別企画は有料。詳しいタイムスケジュールは公式サイトをご覧ください
大阪芸術大学映像学科が送り出す新たな才能と、これまでの同学科が生み出してきたものを一堂に体感するまたとないチャンスとなる「ダイゲイ フィルム アワード2009 in TOKYO」。フィルム上映となる山賀博之監督作品『王立宇宙軍 オネアミスの翼』ほか、今回の企画以外では観る機会の少ない作品も多く、映画ファンには見逃せないイベントとなりそうです。