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“Movies-High10”7月17日より新宿にて開催

作品スチール

『三色映画』の1本『UFO 食堂』

 多くの監督やスタッフを送り出す映画スクール“ニューシネマワークショップ(NCW)”から生まれた作品群を上映するイベント“Movies-High”が、7月17日(土)から23日(金)までの1週間、新宿K's cinemaにて開催されます。
2001年に第1回が開催された“Movies-High”も今年で10回目を迎え、期間を1週間へと大幅に拡大。NCWでこの1年間に実習作品として制作された作品や、NCWのOB作品のセレクション上映に加え、10回目を記念してのスペシャルプログラムが用意されています。
 10thスペシャルプログラムのひとつは「全てグランプリ受賞」。これまでにNCWが送り出し、国内外の映画祭でグランプリを受賞した20本近い作品の中から、ぴあフィルムフェスティバル2006グランプリ受賞作『はっこう』、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008のグランプリ『大地を叩く女』など9本をセレクト。
 さらに「映画監督たちの原点」と題し、現在プロとして活躍するNCW出身監督が実習作品として制作した3作品が上映されます。中でも、『60歳のラブレター』『半分の月がのぼる空』など続々と監督作が公開される深川栄洋監督の1999年の作品『ジャイアントナキムシ』は注目です。
 そのほか、NCWが製作・配給をつとめた初の劇場用映画『アニムス・アニマ』(2003年公開)、NCW主宰の武藤起一さんの初プロデュース作で、のちに『NANA』などをヒットさせる大谷健太郎監督がメガホンをとった『アベックモンマリ』(1999年)がアンコール上映されます。

 10thスペシャルプログラム以外にも、NCWOBの畑中大輔監督作『しゃったあず・4』のアンコール上映、NCW出身監督がndjc(若手映画作家育成プロジェクト)で製作した短編3作からなる『三色映画』と、魅力的なプログラムが目白押し。
 上映作品合計50本という、歴代最大規模となった“Movies-High”。日本映画界を担うNCWの過去、現在、そして未来を一望できる豪華な上映企画となっています。

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