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女性限定のピンク映画上映会が8月1日に開催

 ピンク映画専門館として有名な上野オークラ劇場で、女性限定というユニークな上映会「ピンク映画館へ行こう!」が8月1日(日)に開催されます。
 近年、ミニシアターでのピンク映画特集上映など、一般の劇場でのピンク映画が上映される際には女性の観客も珍しくなく、ピンク映画に興味を持つ女性も決して少なくないことがうかがえます。
 とはいえ、多くの女性にとってピンク映画専門館はまだまだ気軽には足を踏み入れにくい場所であるのもたしか。そこで、普段はなかなか入りにくいピンク映画専門劇場で、ピンク映画の魅力に触れてもらおうと企画されたのが「ピンク映画館へ行こう!」です。
 会場となる上野オークラ劇場は、1952年に創業し、1971年からピンク映画専門館として営業を続けている日本一のピンク映画館。建物の老朽化のため、8月1日をもって現在の劇場は閉館となりますが、8月4日からは現在の劇場向かいに建築された新館で新たなスタートを切ります。
 「ピンク映画館へ行こう!」は、一般オープンに先駆けてまだ観客が入ったことのない新館で開催されます。上映作品も封切り前の最新作と、まさにプレミア感満載の特別企画です。
 上映されるのは、ピンク大賞2005年監督賞、2006年度作品賞受賞など高い評価を受ける竹洞哲也(たけぼら・てつや)監督の『川の字』(公開タイトル『潮吹き花嫁の性白書』)と、2007年度、2009年度の2度にわたりピンク大賞作品賞を受賞している加藤義一監督の『もどりびと』(公開タイトル『多感な制服 むっちり潤い肌』)という、現在のピンク映画界の精鋭ふたりの作品。『もどりびと』は『新宿区歌舞伎町保育園』などの監督として一般作でも注目を集める城定秀夫さんが脚本を手がけているのも注目です。
 さらに、今回の上映会には「女性にももっとピンク映画を観てほしい」をテーマに活動をおこなう女優3人ユニットFemale-ing(倖田李梨さん/翔田千里さん/友田真希さん)が参加し「ピンク映画入門 ピンク女優のセキララトーク」と題した女性目線によるピンク映画トークを繰り広げます。
 そのほかにもゲスト来場も予定されているこの盛りだくさんの上映会の料金は、なんと500円。オープン前の劇場を一足早く、公開前の作品を一足早く、トークショーつきワンコインで体験できます!
 男性の羨望も必至のこの上映会、ピンク映画に興味のある女性はお見逃しなく!

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