2008年に劇場公開された『すみれ人形』で注目を集めた新鋭・金子雅和監督が2008年から2010年にかけて制作した5本の短編映画が『辺境幻想』として11月13日(土)より渋谷アップリンクXにて上映されます。
上映されるのは、グリム童話に材をとった『鏡の娘』、オムニバス『大脱出! 脱出ゲーム THE MOVIE』の1編として公開された『こなごな』、人気作家・乙一さんの同名作品を映像化した『失はれる物語』、アーティスト・Octopodのミュージッククリップとして制作された『It ends slowly in summer』に、今回の上映企画のために撮りおろされた『最新作』の5本。『鏡の娘』『こなごな』『失はれる物語』がAプログラム「迷鏡譚」として、『失はれる物語』『It ends slowly in summer』『最新作』がBプログラム「幻水譚」として上映されます。
“辺境”に置かれた人々や事柄を描いた5作品は、いずれも美しい映像で綴られる残酷な幻想譚。すでに独自の世界を確立させている金子監督の傑作短編を、ぜひこの機会に。
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金子雅和監督短編集『辺境幻想』が11月より上映
『辺境幻想 〜金子雅和短編映画集〜』
- 2010年11月13日(土)より連日20:50〜レイトショー
- 会場:UPLINK X
- 料金:当日1200円/学生・シニア1000円/リピーター割引600円
UPLINK FACTORY受付にて前売り券1000円を発売中
Aプログラム「迷鏡譚」(11月13日〜19日、11月27日〜29日)
- 『鏡の娘』(2008年/カラー/DV/16:9/18分)
- 『こなごな』(2009年/カラー/DV/16:9/10分)
- 『失はれる物語』(2009年/カラー/DV/16:9/34分)
Bプログラム「幻水譚」(11月20日〜26日、11月30日〜12月3日)
- 『失はれる物語』(2009年/カラー/DV/16:9/34分)
- 『It ends slowly in summer』(2010年/カラー/HDV/16:9/4分)
- 『最新作』(2010年/カラー/HDV/16:9/28分)