フィクションでありながらドキュメンタリーの手法を用いた“モキュメンタリー”。日本でも多数作られているモキュメンタリー映像作品から選りすぐりの作品を上映する企画「嘘楽園〜ジャパニーズ・モキュメンタリーの夜〜」が、11月20日(土)にシネセゾン渋谷で開催されます。
この上映企画は、さまざまなモキュメンタリー作品を一挙上映することで、日本ではまだなじみの薄い“モキュメンタリー”というジャンルの存在とその魅力・可能性を紹介するという趣旨のもと、上映団体cinemare(シネマーレ)によって企画されたものです。
上映されるのは『その男、狂棒に突き』『子宮で映画を撮る女』『不詳の人』(山下敦弘監督)、『[Focus]』(井坂聡監督)、『暴力人間』(白石晃士・笠井暁大監督)、『カリスマ道(ロード) ミュージシャン・ノリアキ〜THE REAL FACE〜』(古屋雄作監督)の6作品。
井坂聡監督の劇場デビュー作品であり公開時に衝撃を巻き起こした『[Focus]』、『ノロイ』『オカルト』などモキュメンタリーの傑作を次々と送り出す白石晃士監督の原点ともいえる『暴力人間』、『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督と個性派俳優・山本剛史さんのタッグによる3作品、「温厚な上司の怒らせ方」「スカイフィッシュの捕まえ方」など奇抜な発想の作品を手がける古屋監督による『ミュージシャン・ノリアキ』と、バラエティに富んだラインナップとなっています。
また、上映に加え山下監督、白石監督、井坂監督の3監督によるトークショーもおこなわれます。
劇場の大スクリーンに上映される機会の少ない貴重な秀作の数々とトークショーで“モキュメンタリー”の魅力を存分にご堪能ください!