いま注目のグラビアアイドルをキャストに迎えたお色気アクション・コメディ『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』(9月24日公開/山本清史監督)の完成報告会見が8月16日に都内でおこなわれ、守永真彩(もりなが・まあや)さん、丸高愛実(まるたか・まなみ)さん、伊藤えみさん、谷桃子さんのキャスト4人が出席しました。
『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』は、「アゴなしゲンとオレ物語」などで知られる平本アキラさんの同名コミックの映画化。原作コミックは、守永さんが「読んだときに“大丈夫かな?”って一瞬思った(笑)」というほどきわどいネタも満載ですが、映画化にあたってはオリジナルのアイディアも盛り込まれ、温泉の水を飲むと特殊能力を発揮する主人公の温泉コンパニオン・上杉やりすが、友人の北条しづかと一緒に温泉街の悪と闘っていくストーリーが展開されていきます。
映画初主演となる守永さんは「朝早くから次の日の朝まで撮影したり、スケジュールがけっこうキツキツだったんですけど、スタッフさんが素敵な方々ばかりで、笑いの絶えない現場でした。私たち自身がすごく楽しんで演技できたので、現場のいい雰囲気が伝わると思います」と撮影を振り返りました。
グラビアアイドルがアクションに挑戦:『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』完成報告会見
会見に出席した伊藤えみさん、守永真彩さん、丸高愛実さん、谷桃子さん(左より)
上杉やりす役:守永真彩さん
上杉やりす役をやらせていただきました守永真彩です。私の役は、簡単に言うと温泉水を飲むと変身するようになってしまった特異体質の女の子です。性格的には明るくて、友達思いで、でも悩むととことん悩んでひとりで抱え込んでしまうようなタイプの子です。物語では、アクションシーンもいっぱいあるので、そういうところを観てもらいたいなあと思います。
(Q:見どころは?)やっぱり、アクションシーンかなと思います。私はアクションをやったことがなくて、この映画のお話をいただいてから稽古をやらせていただいて、初めて映画で殺陣をやらせていただいたので、すごく観てほしいです。内容的には、すごい友情の話もあったりとか、人の成長とか、いろいろなところが観られる作品なので、ストーリーも楽しんでいただけたらなと思います。
北条しづか役:丸高愛実さん
北条しづか役をやらせていただきました丸高愛実です。しづかは、やりすのすごい親友で、性格はまともと言うか、しっかり者ですね。
(Q:見どころは?)友情がすごく熱く描かれている作品で、すごいエロコメディで(笑)、ちょっとセクシーなところもあり、笑えるところもたくさんあるんですけど、友情シーンだったり仲間を想う気持ちとかがみっちり込められている作品だと思います。ぜひ観てください。
六本木美奈子役:伊藤えみさん
六本木美奈子役をやらせていただきました伊藤えみです。六本木美奈子は、元・銀座のナンバーワンホステスという役で、やりすとしづかの先輩コンパニオンです。すごく後輩思いで素敵なキャラクターなんですけども、このメインのふたりが起こすいろいろな出来事に巻き込まれ、大変な目にも遭います。どんなことが起こるのか、楽しみにご覧ください(笑)。
(Q:見どころは?)みんなすごくキャラが立っていて、私もなぜか英語をところどころで出してしまうキャラクターだったりとか、面白い部分や変わった部分も多いんですけど、映画の芯の部分はメッセージ性があるので、そこも注目して観ていただければと思います。
穴流鶏子(あなる・けいこ)役:谷桃子さん
謎のコンパニオン・穴流鶏子役の谷桃子です(笑)。今回「ネタバレになるのであまり喋るな」と言われていますので、ここまでとさせていただきます(笑)。とにかく、キーパーソンの役なので、そこを楽しみにしてください。
(Q:見どころは?)いま、伊藤さんが言っていたように、ほんとに個性がものすごく強くて、私もそういうキャラなんですが、とにかくアクションシーンがすごく迫力があって、がんばったので、そこを観てほしいです。それから、友情もありつつ、ひとりひとりのキーポイントになる言葉がそれぞれあって、この世の中に対してのメッセージ性もすごく含まれている作品になっています。見逃すところはひとつもないので、目を離さずに観てほしいなと思います。
4人はいずれも映画の経験は少ないものの、今回の作品を踏まえて「もっとアクションをやってみたいなという気持ちもありますし、学園ドラマで学生役をやってみたいので、今回勉強させていただいた殺陣が活かせるような、ケンカの強い生徒をやってみたいですね」(守永さん)、「ドロドロとした、昼ドラのような悪女をやってみたいと思っています」(丸高さん)、「(守永さんたちの)アクションが見ていてカッコよかったので、私もやりたいですね。学生時代はスポーツが得意だったのでアクションの機会があればぜひやりたいです」(伊藤さん)、「今回はそれぞれキャラの違うアクションをやっていて、私はヤンキーっぽいアクションやっているので、もっとレディースや極道的なアクションをやってみたいなと思います」(谷さん)と、今後の女優活動にも意欲充分なところを見せました。
会見に出席した4人のほか、映画にはヒーロー作品への出演で知られる渡洋史さんも出演。
監督・脚本に『水霊 ミズチ』などのホラー作品やドラマ「新撰組PEACE MAKER」などの山本清史監督、アクション監督に日本のアクション界に新風を吹き込むOHARA BROS.所属の柴田愛之助さんと気鋭のスタッフで制作された『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』は、9月24日(土)より池袋シネマ・ロサにて1週間限定レイトショー上映されます。