いま注目の若手俳優たちが極秘任務を遂行するスパイを演じる『メサイア』(10月15日公開)のプレミア上映イベントが8月29日に池袋シネマサンシャインで開催され、荒井敦史さん、井上正大(いのうえ・まさひろ)さん、木ノ本嶺浩さん、陣内将さんのキャスト4人と金子修介監督が舞台あいさつをおこないました。
『メサイア』は、小説、コミックなどメディアミックスで展開される「メサイア・プロジェクト」の映像化作品。世界が二大勢力に分断された20XX年の日本を舞台に、任務のために全寮制学園に潜入したスパイの活躍が描かれていきます。
会場は若い女性を中心としたファンで満員。客席後方の扉からキャストと監督が登場すると大きな歓声が沸き起こりました。
主人公・海棠鋭利を演じた荒井さんは「みんなで撮影してきたものが、こうしてかたちになってみなさんにお届けできるということがとても嬉しいです」とあいさつ。「(登場人物の)関係性をぜひ観ていただけたらと思います」と見どころをアピールしました。
また、キャストは激しいアクションシーンに挑戦しており、御津見珀役の井上さんは「(撮影が昨年の12月末で)寒くて体が冷え切っちゃうんですよ。その中で激しいアクションをしなくちゃいけないので、気をつけながら撮影しました」と撮影を振り返りました。
「この4人はスターになる」と監督が若手俳優に太鼓判:『メサイア』プレミア上映イベント
舞台あいさつに登壇した陣内将さん、井上正大さん、荒井敦史さん、木ノ本嶺浩さん、金子修介監督(左より)
アクションに挑戦し「自分だけあまり経験がない状態から始まったので、とりあえずほかのキャストのみんなに食らいついてやろうみたいな気持ちでやっていました」と海棠鋭利役の荒井敦史さん
寒すぎて表情が動かないということでNGが出まして、ロケバスを暖めてその中で表情を柔らかくするタイムがありました(笑)」と寒い中での撮影の苦労を語った御津見珀役の井上正大さん
「『メサイア』はチームワークというのがすごく重要な役割を持った作品なので、(相棒役の陣内さんと)ふたりのチームワークを意識しながら演じていましたね」と司馬柊介役の木ノ本嶺浩さん
「五条颯真っていう役が、自分とリンクしている部分がめっちゃ多いなと感じて、演じられたことをほんとに幸せに思います。楽しんでいただけたら幸いです」と五条颯真役の陣内将さん
「設定から自由にストーリーを作っていったんですよ。設定がいろいろ難しくて、それが映画の中の謎になっていると思うので、そのへんを楽しんでいただければと思いますね」と金子修介監督
映画本編はシリアスな内容ですが、舞台あいさつは笑いの絶えない和やかな雰囲気で進行しました。画像はほかのキャストのトークに笑い出す井上正大さん(左)と荒井敦史さん
日本を代表する娯楽作品の名手・金子監督は「荒井くんはちょっと幼いところがあるけれど素直でストレートで、運動神経があるからこの役にピッタリ。陣内くんは遊び慣れた感じがあるのでこの役にピッタリ(笑)。井上くんはキャリアもあるし『メサイア』チームの実質のリーダーとして束ねていて精神的な支柱なんじゃないかと思う。だけど、論理的な部分を支えているのは木ノ本くん。そういうチーム編成ができている。映画の中でもそうだし、現実でもそうだった」と4人の印象を語り「ぼくも永いこと監督をやっていますけど、この4人は絶対にスターになる。それが確信できる映画ですから、みなさんスターの第一歩を目撃してください」と力強く宣言しました。
舞台あいさつに登場した4人のほか、高橋龍輝さん、松田悟志さん、逢沢りなさん、加藤慶祐さん、細貝圭さん、小沢真珠さんらが共演。脚本に人気アニメを手がける黒田洋介さん、アクションコーディネーターに監督としても活躍する小原剛さんと、充実のスタッフ、キャストで送る『メサイア』は、10月15日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国公開されます。