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若手俳優陣が“女装体験”を語る:『Miss Boys!』プレミアム上映イベント

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舞台あいさつをおこなった古川雄輝さん、辻本祐樹さん、鈴木勝吾さん、鎌苅健太さん、蕨野友也さん、佐藤佐吉監督(左より)

 人気若手男優たちが“女装男子”に扮する映画『Miss Boys!』(12月3日公開)のプレミアム上映イベントが11月27日にユナイテッド・シネマ豊洲でおこなわれ、主演の鎌苅健太さんと共演の鈴木勝吾さんらキャストと佐藤佐吉監督が舞台あいさつをおこないました。
 『Miss Boys!』は、高校のバスケ部エース・坂本真実がひょんなきっかけから“女装応援団”の一員となり繰り広げる青春ストーリー。パート1にあたる『決戦は甲子園!?編』と、パート2『友情のゆくえ編』が連続公開されます。
 主人公のマサミンこと坂本真実を演じた鎌苅さんは「ぼくは昔、女装したことがあるんですけど(※2006年にドラマで女装する役で出演)、そのころから比べていろいろなところがかわいくなくなっているんですよ」とやや自虐的なコメントで観客の笑いを誘いつつ「(真実は)最初はけっこう一辺倒の人間なんですけど、仲間に出会って変わっていけたと思うので、そういうところを出していけたら」と役作りを振り返りました。
 応援部員のネコちゃんこと金子瞬を演じた鈴木さんは「メイクをすればするほど目元が濃くなって男らしくなってしまうので、ちょっと悩みました。かわいらしい感じとか、頼りない感じを出すよう考えました」と女装体験について語り「(瞬は)素直なんですよね。“このままじゃいけない”という自分を変えたい願望を持っていて、パート2まで観ていただくと金子の成長が映っているんじゃないかと思います」とパート2もアピールしました。

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「観てもらったらわかるとおもいますけど、すごく仲がよかった現場なので、その仲の良さがみなさんに伝わって、みなさんがみんな仲良くなって、手をつないで行こうじゃないかイェー!」と会場を盛り上げた坂本真実役の鎌苅健太さん

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「女装と聞いて“えっ?”と思う方も多いと思うんですけど、青春時代の迷いや“こうなりたい”という憧れは誰にでもあると思うので、自分の殻を破って成長していく様を感じていただけたら幸いでございます」と金子瞬役の鈴木勝吾さん

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「この映画はただの女装映画じゃなくて“学校でがんばったことがあったな”とか、青春をお父さんにも思い出してもらえる映画だと思うので、ご家族やおお友達にも広めていただきたいです」とミキティこと三木紀男役の辻本祐樹さん

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女性がメイクに時間がかかる気持ちがわかりました」というチェリーこと桜井茂役の蕨野友也さん。「メイクをすることできれいになることは素晴らしいことだと思いました。これを機にもっともっと自分を磨いていけたらと思います」

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第2作『友情のゆくえ編』から出演しているマシューこと東修一役の古川雄輝さん。「パート1もパート2もアドリブが多いので、どこまでがセリフでどこまでがアドリブなのか考えながら観るのも楽しい観方なんじゃないかと思います」

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「無我夢中でなにかに巻き込まれていたけど振り返ってみると“ああ、もうああいうことは2度とできないんだ”という、青春時代の輝きを映画の中にとどめられたんじゃないかという気がしています」とメガホンをとった佐藤佐吉監督

 映画の主題歌「青春応歌」は、鎌苅さんと鈴木さんがメンバーのバンド“ココア男。”が担当。作詞を手がけた鎌苅さんは「聴いてて元気になれる歌で、映画に沿って、友情とか絆とか応援する気持ちもテーマに入れました」とコメント。歌詞に映画の登場人物の役名が織り込まれていることも明かし「(映画の)世界観を壊したくなかった」と曲に込めた想いを語りました。
 また、舞台あいさつの締めくくりでは佐藤監督が「ぼくの願いとしては、同じメンバーでパート3、パート4と作っていけたらいいなと思っていますので、みなさんの応援で大ヒットできるようにぼくらもがんばっていきます」と発言し、今後の展開にも期待を持たせました。

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キャストと監督、全員一緒に「Miss Boys!」の掛け声にあわせてポーズ!

 高校生の友情や成長を描いた異色の青春ムービー『Miss Boys!』は、『決戦は甲子園!?編』が12月3日(土)より、『友情のゆくえ編』が2012年1月21日(土)より、ユナイテッド・シネマとしまえんほか、全国順次公開されます

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