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セクシーな衣裳は「見た目は100点」でも?:『新スパイガール大作戦 惑星グリーゼの反乱』会見

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スパイガールらしくポーズを決める後藤憲治監督、疋田紗也さん、中村静香さん、大塚麻恵さん、森山周一郎さん(左より)。疋田さんは劇中の衣裳で登場

 演技やグラビアなどで活躍する中村静香さん、疋田紗也さん、大塚麻恵さんがセクシーなスパイスーツに身を包んだスパイガールを演じる『新スパイガール大作戦 惑星グリーゼの反乱』の完成披露試写会が7月10日に都内でおこなわれました。
 『新スパイガール大作戦 惑星グリーゼの反乱』は、2008年公開の『新スパイガール大作戦 惑星からの侵略者』に続く「スパイガール」シリーズの最新作。20光年離れた惑星からやって来た宇宙人に立ち向かうスパイガールの活躍がコミカルでライトなタッチで描かれていきます。
 上映後には会見がおこなわれ、スパイガール役の3人とボス役の森山周一郎さんをはじめとするキャストと後藤憲治監督が出席しました。

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スパイガール008リナ役:中村静香さん

008・リナ役の中村静香です。(撮影から)1年越しの公開ということでみなさんの反応が気になりますけど、私たちは一生懸命アクションをがんばったので、多くの方に観ていただきたいです。
スパイスーツはとってもセクシーでクールで「これを着こなしたいな」と思って、(疋田)紗也ちゃんは前作もやられているので、着こなし方を現場で教えてもらい、見た目は100点満点なんですけれども、吸水性がゼロなのですごく暑かったのを覚えています(笑)。見た目とはうらはらにとっても苦労の多かった衣裳ですけれども、映画の中ではすごくカッコいいシーンもありましたので、とてもお気に入りの衣裳です。

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スパイガール006モエ役:疋田紗也さん

006・モエ役の疋田紗也です。私は前作に引き続き出させていただいたんですが、前作よりすごいパワーアップしているなというのを感じて、日々成長っていいことだなと思いました(笑)。私はちょっとダメスパイの役で、前作ではそこまでダメさが出てなかったかなって思うんですけど、今回はダメさ丸出しで、「落ち」って感じで逆に嬉しいかなって思います(笑)。モエって名前だけに萌え萌えさせていただきまして、今日も私だけスパイスーツをちゃっかり着てきやした(笑)。アクションをしたり、このスパイスーツが汗を吸い取らない生地なので暑かったり(笑)、いろいろと大変だったりしたんですけど、そんなことを感じさせない、夏を吹っ飛ばすような面白く、いい作品になっていたので、ぜひみなさん、カッコよさ面白さを観ていただいて、そしてかわいさも観てほしいなと思います。

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スパイガール009リカ役:大塚麻恵さん

009・リカ役の大塚麻恵です。私はいま、バングラディシュという国に住んでいるんですけど、今日この試写会のために駆けつけました。いまはもう日本から離れているので日本自体が懐かしかったんですけど、この映画を観て、1年前の撮影のときを思い出して「そういえば宇宙人ものだったな」というのを思い出していました(笑)。CGとか音が加わって、すごいコミカルな作りになっていて、観にきたお客さんに笑ってスカッとしてもらって「また明日からがんばろう」って思ってもらえたらいいなと思いました。(舞台となった研究所の)研究員の方たちの熱演も今日、完成した映画で初めて観てすごくビックリしたので、ぜひたくさんの方に見ていただけたらと思います。

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ボス役:森山周一郎さん

ぼくはボスの役は3本目になるのかな?(前作と以前のビデオ版に続いての出演) 忘れたころの完成で、たしか去年の暑いときにやったような(笑)。ぼくは夏になるとスポーツ刈りになるんですけど、いまはかなり(映画の髪型と)近いかたちになっています(笑)。とても不思議なお話です。映画では20光年の惑星が出てきますが、ちょうど私はいま、もっと遠い外宇宙、20万光年の星がダメになって、その星に住んでいる地球に来て日本人と入れ替わろうとするという、そういうものを構想しています。考えている最中なので、さてどうなりますか(笑)。この映画では、申し訳ないのですが、ぼくの出番は1日でサッと終わらせていただきました(笑)。これに1週間もかかったんじゃいかんわな(笑)。そんな感想でした(笑)。

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後藤憲治監督

監督をしました後藤です。ほんとはプロデューサーの河村永徳さん(脚本・編集も担当)がここに立って話してもらうのが一番想いを伝えられると思うのですが、ぼくとしてはその想いを受け継いでやった、やりきったという感じで思っています。
撮影は、震災の影響もあって、時間が限られていたりして大変だったんですけど、みんなで楽しく、面白いから大丈夫だという感じの現場の進み方だったので、楽しんで撮影できました。

 本作で初めてスパイガールを演じた中村さんは「ほんとに汗をかきながら(スパイガール役)3人でがんばっていて、休憩時間になると控え室のハンガーにスパイスーツを掛けておかないと、吸水性がゼロなので大変なことになるというのを(疋田)紗也ちゃんに教えてもらいました(笑)」と、特徴であるスパイスーツには苦労も多かった様子。「ファブリーズしたり、そういう面でも3人のチームワークが裏でできたりしました(笑)」と振り返りました。
 3人の中では唯一シリーズ2回目の登場で、スパイガールとしては先輩となる疋田さんは「全然、先輩らしくはなかったです」と笑いつつ「“できる女スパイ”なところは車の運転。先輩らしく私が運転しているので(完成した作品では)そんなに映っていないんですけど大注目です」と数少ない先輩らしさをアピール。
 現在は海外在住の大塚さんは「コミカルな部分はあるんですけど、極限状態での友情だったり恋心が表現されているんだなと思ったので、そういう部分も観ていただけたらと思います」と見どころを紹介しました。

 さらに、舞台となる研究所職員らを演じたキャストは「バラエティ豊かな研究所員の演技にも注目していただきたいと思います」(研究所員水戸役:神代宏人さん)、「(演技経験が)ゼロの状態から選んでいただいたので、私にとっては泣ける映画でもありました。ぜひたくさんの方に観ていただけたらと思っています」(マリー役:Sacraさん)など、それぞれに作品への想いを語りました。

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研究員・水戸宏之役の神代宏人さん

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研究員・野口雄基役の鈴木すぅーさん

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科学者・木村一雄役の高橋しんじさん

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四本善太郎博士役の佐藤良洋さん

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研究員・徳川朝子役の野田ジョーンズさん

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研究員・織田有美役の浦田有里さん

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研究員・宮原優香役の橋元優菜さん

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惑星グリーゼの女・マリー役のSacraさん

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キュートにポーズを決めるスパイガール役の3人

 会見出席者のほか、話題作への出演が続く神楽坂恵さんらが出演する『新スパイガール大作戦 惑星グリーゼの反乱』は、8月4日(土)より、オーディトリウム渋谷にてレイトショーされます。

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後列左より、神代宏人さん、鈴木すぅーさん、高橋しんじさん、佐藤良洋さん、野田ジョーンズさん、浦田有里さん、橋元優菜さん、Sacraさん。前列左より後藤憲治監督、疋田紗也さん、中村静香さん、大塚麻恵さん、森山周一郎さん

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