若手人気男優の共演で新撰組に新たなアイディアを加えて描く『幕末奇譚 SHINSEN5 〜剣豪降臨〜』（２月23日公開）の完成披露試写会が１月５日にニッショーホールで開催され、馬場徹さん、八神蓮さん、高崎翔太さん、佐々木喜英さんのキャスト４人と中島良監督がトークショーをおこないました。
『幕末奇譚 SHINSEN5 〜剣豪降臨〜』は、新撰組の５人の隊士が、陰陽師の力によって蘇った剣豪たちと激闘を繰り広げるアクション時代劇。
イベントは、キャスト４人による、映画の一場面を再現しているはずがなぜか笑いも混じる寸劇で幕を開けました。
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人気男優４人が劇中衣裳で寸劇も披露！『幕末奇譚 SHINSEN5 〜剣豪降臨〜』完成披露試写会
劇中さながらに剣を構える佐々木喜英さん、八神蓮さん、馬場徹さん、高崎翔太さん、中島良監督（左より）
舞台あいさつは寸劇でスタート。舞台下手側に馬場徹さんと八神蓮さん、上手側に高崎翔太さんと佐々木喜英さん
寸劇に続いては中島監督も加わってトークショーがスタート。
新撰組副長・土方歳三を演じた馬場徹さんは「土方歳三さんは30代の俳優さんが演じられることが多い役なので、24歳のぼくがどうやったら新撰組を引っ張っていっている威厳のようなものを表現できるか、すごく苦労しましたね」と、広く知られた役を演じる難しさをうかがわせ「声ひとつでも重みは変わると思うし、なるべく声を低くして喋ったりすると大人っぽく見えるんじゃないかと、そういうふうになるといいなと思って役作りはしていました」と振り返りました。
同じく新撰組の八番隊組長・藤堂平助を演じた八神蓮さんは、役が決まってから実際の藤堂平助についてネットで調べたそうで「そしたら“小柄な美男子”と書いてあって、（自分は）こんなに脚が長く生まれて困ったなと」という軽い自慢で場内を沸かせつつ「藤堂平助はそんなに（固定した）イメージがないので自由にやろうと思って、いろいろな面を見せられる役だったので、いろいろな役を演じられた気分でした」と語りました。
一方、新撰組に敵対する長州藩士の吉田稔麿を演じた高崎翔太さんは「もともと新撰組がすごい好きで、お話をもらったときに“吉田さんかあ！”って思ったんですけど、すごいいい役で、新撰組をいかに追いつめ、いかに苦しめようかというのを考えながらやらせていただきました」とコメント。
そして、やはり新撰組の敵となる陰陽師・土御門源春を演じた佐々木喜英さんは、中島監督から「ダークでセクシー、マッドでナルシスト、人を支配したり苦しめたりするのにエクスタシーを感じる」キャラクターだと説明されたと明かし、八神さんの「普段どおりだ」というツッコミに苦笑い。「ずっと悪役をやりたかったんですね。何年も前から言っていて、今回やっと悪役ができたので、ありがとうございます」と監督へ感謝を示しました。
「時代劇なんですけどＶＦＸをたくさん使ったりしてすごくスタイリッシュでほんとに面白い作品に仕上がっています。若いぼくなりに力を込めて土方像を作りました。楽しんでください」と土方歳三役の馬場徹さん
「男の熱い友情であったり、なにかに賭ける想いがたくさんこもっています。ぼくたちキャストの想いやスタッフさんの想いもたくさん入っている映画なので、ぜひ楽しんで観てください」と藤堂平助役の八神蓮さん
「最後の大立ち回りは見どころですね」と話し、八神さんから「（そのシーンに）出てないじゃん」とツッコミを受けた吉田稔麿役の高崎翔太さん。「みんなで一生懸命撮った映画です。みんなで楽しんで観てください」
「ぼくは今回、時代劇と悪役に初めて挑戦しまして、いままでの自分とはまったく違った自分が表現できたなというふうに思っています。ぜひ、それを観てもらえたら嬉しいです」と、土御門源春役の佐々木喜英さん
「若者たちが命を削ってなにかのために生きるというまっすぐな映画です。ぼくらの想いの強さみたいなものを観て、今年１年の幕開けとしてもらえると嬉しいと思います。楽しんでいってください」と中島良監督
イベントでは、キャスト４人の直筆サインが入ったポスターが当たる抽選会もおこなわれました。画像は抽選をおこなう八神蓮さん(左)と馬場徹さん
イベントでは、スケジュールの都合で出席できなかった神永圭佑さん、馬場良馬さん、広瀬友祐さんからのビデオメッセージも上映。さらにトークの流れからキャスト４人がひとりずつ演じた役名にちなんだ一発ギャグを披露することになり、会場をおおいに盛り上げました。
ＶＦＸやアクションによって時代劇に新風を吹き込む新感覚の時代劇『幕末奇譚 SHINSEN5 〜剣豪降臨〜』は２月23日 (土)より渋谷シアター・イメージフォーラムにてレイトショー上映されます。