意欲的な活動を見せる映画ユニット・ポーラーサークルの第3弾企画となる『ポーラーサークル ~未知なる漫画家オムニバス』が12月7日より11日まで、オーディトリウム渋谷にて5日間限定レイトショーされます。そのタイトルの通り、4人のマンガ家がメガホンをとった4編からなるオムニバスです。
“SF”を共通テーマにした今回の企画に参加したのは、「恋の門」の羽生生純、「アベックパンチ」のタイム涼介、「青春☆金属バット」「ライフ・イズ・デッド」の古泉智浩、「ショートソング」(原作)の枡野浩一(以上敬称略)という、作品の映画化経験を持つ3人と、現代を代表する歌人の4監督。
『サメナイユメコは選択した』(羽生生純監督)、『O星人来襲』(古泉智浩監督)、『男女大戦』(タイム涼介監督)、『その部屋でかたくなったりやわらかくなったりキスをしそこなったり』(枡野浩一監督)と、それぞれがオリジナルストーリーを監督。
『その部屋でかたくなったりやわらかくなったりキスをしそこなったり』には作家の中村うさぎさんが出演しているのをはじめ、蒼あんなさん・蒼れいなさん(『サメナイユメコは選択した』)、藤崎ルキノさん(『O星人来襲』)、護あさなさん(『男女大戦』)と、出演者にも豪華なメンバーが揃っています。
さらに、各作品の間に上映される幕間映像には、映画化もされたヒットコミック「テルマエ・ロマエ」の掲載誌「コミックビーム」の奥村勝彦編集長が新人女優の吉岡里帆さんとともに出演しているのも注目です。
来場者には豪華特典が用意されており、4監督の描きおろしマンガ・イラスト・短歌の入ったスペシャル限定ファイルがなんと全員にプレゼントされるほか、抽選により羽生生監督描きおろしポスター・Tシャツをプレゼント。
また、上映後には監督とキャスト、ゲストによるトークショーが連日開催されます。
まさに「未知なる」異色のオムニバス企画をお見逃しなく!