母親を殺した男と記憶を失った女を主人公にしたロードムービー『Bad Moon Rising』が8月1日よりユーロスペースほか全国順次公開されます。
主演をつとめるのは、強面の悪役から人情味あふれる役やユーモラスな役までこなし『キル・ビル』『ラストサムライ』など海外の作品への出演も多い菅田俊さんと、瀬々敬久監督作品『ヘヴンズ ストーリー』などインディーズからメジャーまで多彩な作品に出演しドラマ「徒歩7分」も話題となった菜 葉 菜さん。これまでも共演の多かった菅田さんと菜 葉 菜さんが、ダブル主演として密度の高い共演を果たします。
菅田さんが演じるのは、年老いた母の介護に疲れ母を殺した中年男・ケイジ。菜 葉 菜さんが演じるのは、ある時期の記憶を失った女・トワコ。母の死体とともに故郷を目指すケイジと、山道に倒れていた謎の女・トワコの、1台の車に乗っての冬の旅が描かれていきます。
『星砂の島、私の島~ISLAND DREAMIN~』で監督デビュー以降『Life on the Longboard』『鏡の中の笑顔たち』などハートウォーミングな作品を多く手がけてきた喜多一郎監督が、従来の作品とは異なる新たな一面を発揮。脚本は、サンダンス・NHK国際映像作家賞グランプリ受賞者で『リトルウィング 3月の子供たち』(監督)や『君がいなくちゃだめなんだ』(脚本)などを手がけてきた倉田健次さんが担当しています。
Tweet
菅田俊さんと菜 葉 菜さん主演のロードムービー『Bad Moon Rising』8月1日公開
『Bad Moon Rising』より
【『Bad Moon Rising』予告編】
日本映画界で唯一無二の存在感を発揮するふたりの俳優の個性が響きあう『Bad Moon Rising』は、この夏の注目作となるのは間違いありません。
共演に瀬古千裕さん、結城貴史さん、大方斐紗子さん、美保純さんらを迎えた『Bad Moon Rising』は、8月1日(土)より4週間ユーロスペースにて連日21時よりレイトショー上映のほか、全国順次公開。ユーロスペースでは初日舞台あいさつも予定されています。