普段は身近に感じる機会の少ない戦車の乗り心地を体感できるアトラクション４Ｄ『戦車ライド』（９月２日公開）の試写会ならぬ「先行試乗会」が８月22日に都内でおこなわれ、出演者の吉田凜音さん、高橋胡桃さん、安部一希さんが舞台あいさつをおこないました。

　『戦車ライド』は、模擬訓練に挑む２台の戦車の活躍を、シートアクションや風、ストロボ、水しぶきなどMX4D™の11種類の効果を駆使し、まるで戦車に同乗しているかのような迫力で描く10分のアトラクション。

　出演者の３人も完成した『戦車ライド』をこの日初めて体験しており、戦隊長・エリーを演じた吉田凜音さんは「ほんとにアトラクションで、お尻を突きあげるみたいな動き（シートホッパー）はあると思っていなかったので、全部が予想外の感覚でした(笑)」と、もうひとりの戦隊長・メグを演じた高橋胡桃さんは「匂いも戦場にいるかのような匂いが来たりとか、全部の動きがすごすぎて自分が出演しているんですけど鳥肌が立ちました」と、ふたりとも４Ｄの迫力を堪能した様子。
　小隊長を演じた安部一希さんは出演にあたり実際の戦車にも乗ったそうで「それを踏まえても遜色ないというか、戦車に乗ったときもビックリしましたけど今回もほんとに驚いて、出演者陣で騒ぎ立ててしまいました(笑)。上映の際には、映画館の事情もあると思いますけど、静かに観ようとするのではなく、リアクションを取っていただいたほうが楽しめるかなと思いました」と、『戦車ライド』の楽しみ方を提案しました。

　撮影中のエピソードを質問されると、吉田さんは「叫び続けていたのがエピソードかな(笑)」、高橋さんは「“低地で高速で移動してください”とか“退避行動”とか、いままで発したことのない単語が多くて、読み方から覚えるのが大変でしたね。“キャタピラってなんだろう”ってところから(笑)」と、この作品ならではの苦労を披露。
　安部さんは「人生で戦車に乗るという体験は、ある人のほうが少ないんじゃないかと思うんですよ。今回、それを疑似体験で楽しんでいただけるものを作れたなと思いますので、ありがとうございますという一言ですね。自信作です」と作品の出来栄えに自信を見せました。

　また『戦車ライド』はMX4D™の効果がフル稼働した「もっとも元気のいいMX4D™」ということで、シンパシーを感じたという「世界中の池崎の中でもっとも元気のいい池崎」でお馴染みのお笑い芸人のサンシャイン池崎さんが応援にかけつけ、出演者３人の前で『戦車ライド』にちなんだネタを披露して会場を盛り上げました。

　陸上自衛隊北富士演習場でロケ撮影を敢行、防衛省陸上監部広報室と自衛隊ＯＢ会の協力も得てこれまでにない戦車の迫力を伝えるリアル「少女と戦車」である『戦車ライド』は、９月２日(金)よりTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか、全国のMX4D™劇場で公開されます。