新木優子さんが企業のインターンシップに励む就活大学生役で主演をつとめる『インターン！』（11月５日公開／吉田秋生監督）の公開を前に、新木さんと共演の岡本杏理さんがルミネ池袋特設スペースでトークイベントをおこないました。

　ファッション誌専属モデルをつとめるおふたりのトークイベントとあって、トークはファッションの話題からスタート。この秋冬のファッションについて、新木さんは「チェックの柄に注目していて、モノトーンのチェックを選んでみるとなんでも合わせやすいのでチェック初心者さんには優しいと思います」、岡本さんは「今年の秋冬はピンクを取り入れていこうかなと思います。差し色でピンクとか、ネイルとかメイクに取り入れてもかわいいかなと思います」と、それぞれこだわりポイントを紹介。
　プライベートで洋服を買うときは、新木さんは「私は友達を巻き込みます(笑)。私は決めるのが早いので、自分が買って満足したら友達に勧めるほうに回って“それいいじゃん”って、（友達の服を）選ぶのも好きです」、岡本さんは「私はひとりですね、あんまり人に付き合わせるのが申し訳ないと思っちゃうので(笑)。でも優子ちゃんとは展示会とかで何回か一緒にお洋服を見に行っていて“これ杏里ちゃんに似合う”とかパッと決めてくれるんです」と、それぞれの買い物スタイルを挙げるとともに、プライベートでの仲のよさもうかがわせました。

　映画『インターン！』は、就活中の消極的な大学３年生・川倉晴香が、親友の浜崎真希のアドバイスを受けつつ企業のインターンシップで好成績をおさめるべく奮闘するというストーリー。
　晴香役で主演をつとめた新木さんは映画主演について「不安も大きかったんですけど、杏里ちゃんもそうですし、（泉）はるちゃんとか（鈴木）友菜ちゃんとか、よく一緒にお仕事させていただいている方と一緒に参加することができたので」と振り返り「杏里ちゃんとは（知り合ったのが）小学生のときからで“やっと共演できた”って感じだったので、嬉しかったです」と、以前より一緒にモデルの仕事をすることも多かった岡本さんと女優として共演できた喜びを語りました。
　真希を演じた岡本さんも「いままでお世話になったスタッフさんも多かったですし、キャストの方々もそうですし、いつも仲良くしてもらっているメンバーと一緒に作品を作れて嬉しかったです」とコメント。
　また、真希は事故で意識不明となった企業のＣＥＯ・牧野正幸に乗り移られるという設定のため、岡本さんは劇中の大部分で「中身は男性」の演技をしていますが、実はその設定は岡本さん曰く「台本にはなくて、監督さんが思いついて“こうしよう”となったものだったんです」とのこと。
　新木さんは「いままで見たことのない杏里ちゃんが見られる映画となっております」と映画をアピールし、岡本さんの「男役」を「たくましいなと思いました。杏里ちゃんはもともとしっかりしているんですけど、違った一面を見られたので良かったなと思いましたし、この映画を通してまた仲が深まったかなと思って、すごく嬉しかったです」と、共演しての感想を述べました。

　新木さんは「映画の中に“七つの大罪”というキーワードが出てきて、インターンを乗り越えるために重要なポイントになっているんですけど、私は”失敗してそれを乗り越えることで成長できる”という言葉がすごく心に響きました。そういったポイントが７つ出てくるので、それを自分と照らしあわせていただけるとこの映画はすごく楽しめますし、自分が人生の壁にぶつかったときの乗り越え方もわかると思うので、ぜひそこに注目して観ていただけたらいいかなと思っています」と、岡本さんは「今回はリアルなインターンの様子と、死神が出てくるちょっとしたファンタジー要素が合わさった、とても見やすくて、だけど心に響く言葉やセリフがたくさん詰まっている作品になっているので、気軽にご覧いただいて、観終わったあとに“あの言葉はすごく大事だったな”と、困ったときに思い出してもらえたら嬉しいです」と、それぞれメッセージを語ってトークイベントを締めくくりました。

　新木さん、岡本さんのほか、同じファッション誌専属モデルとして活躍する鈴木友菜さんや泉はるさん、人気若手男優の佐野岳さんや青木玄徳さん、栗原類さん、ベテランの風間トオルさんらが共演し、数々のヒットドラマを手がけた丹羽多聞アンドリウプロデューサーと吉田秋生監督、舞台作品を多く手がける脚本の太田善也さんら精鋭スタッフが集まった『インターン！』は、11月５日(土)より、シネ・リーブル池袋（東京）、シネ・リーブル梅田（大阪）ほか全国ロードショーされます。