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福島拓哉監督の新作『LEGACY TIME』がトリウッドで12月公開・過去作の特集上映も同時開催

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『LEGACY TIME』フライヤー(クリックで拡大します)

 20年以上にわたりインディペンデント映画シーンで活躍する福島拓哉監督4年ぶりの新作となる短編『LEGACY TIME』が、12月3日より16日まで下北沢トリウッドにて上映され、あわせて福島監督の過去作品の特集上映「ESCAPE FROM THIS FUCKIN WORLD」も開催されます。

 『LEGACY TIME』は、人が消えるという現象が多発し全人口の99%以上が消滅した世界を舞台に、自分が未来から来たことを思い出した男と彼に寄り添う女を中心に描かれる、タイムトラベルを題材としたサイコ・ファンタジー。日本公開に先駆けて今年6月に開催された第17回ハンブルグ日本映画祭(ドイツ)でプレミア上映され好評を得ています。

 『LEGACY TIME』公開にあわせて開催される特集上映「ESCAPE FROM THIS FUCKIN WORLD」は、第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で上映された『アワ・ブリーフ・エタニティ』(2009年)を含む、1998年より2012年までに製作された福島監督の作品14本がラインナップ。14作品を7つのプログラムに構成し、土日は新作『LEGACY TIME』と特集上映「ESCAPE FROM THIS FUCKIN WORLD」を2回ずつ、平日は1回ずつ上映(詳しいタイムテーブルは『LEGCY TIME』公式サイトに掲載)、料金は1プログラム当日1200円・前売1000円となっています。

 また、特集上映開催期間中には、ゲストを招いたトークイベントやシークレット上映も予定されており、詳細はトリウッド公式サイトなどで発表される予定となっています。

【『LEGACY TIME』予告編 】

 1990年代から10数年におよぶ作品の上映は、福島監督の歩みを再確認すると同時に、撮影機材などが大きな変容を遂げてきた日本のインディペンデント映画シーンの10数年を確認することでもあるのかもしれません。
 10数年を一望できる新作公開と特集上映に、ぜひご注目を。

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