佐々木浩久監督のカルトSF『血を吸う宇宙』公開から15年を記念して、12月17日より1週間にわたりキネカ大森で特集上映が開催。短編1本を含むシリーズ3本に加え、なんと新作短編『侵略する発狂』が上映されます。
2001年に公開された『血を吸う宇宙』は、2000年の公開時にテアトル新宿のレイトショー動員記録を打ち立てたカルトムービー『発狂する唇』に続き、佐々木浩久監督と『リング』シリーズなどで知られる脚本家・高橋洋さんがタッグを組んだ作品。
主演に当時18歳の中村愛美さん、共演に前作『発狂する唇』で主演をつとめた三輪ひとみさんを迎え、宇宙スケールの壮大なストーリーをカンフーアクションや歌謡ショーまで盛り込んだ内容で前作に続き大ヒットとなりました。
今回の特集上映では『発狂する唇』『血を吸う宇宙』、『血を吸う宇宙』のヒットを記念し製作され上映最終週にのみ同時上映された10分の短編『血を吸う宇宙 外伝・変身』と、新作短編『侵略する発狂』の「発狂シリーズ」4作品を一挙上映。
特集上映のために製作された『侵略する発狂』は、福永マリカさん、しじみさん、秋山依里さんらが出演し、佐々木浩久監督独特の世界が炸裂するジャンルを越えた作品となっています。
上映は12月17日(土)より23日(金)までの1週間で、料金は4作品で1300円(一般)とお得な設定。公開当時に『血を吸う宇宙』を鑑賞した方も、今回初めて鑑賞する方も、ぜひ「発狂シリーズ」の衝撃の世界を体験してください。