春にメジャーデビューが決定した人気女性アイドルグループ“虹のコンキスタドール”が主演をつとめる『聖(セント)ゾンビ女学院』が初夏劇場公開され、3月開催のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017に正式出品されることが発表されました。メガホンをとるのはガンエフェクトの名手・遊佐和寿監督。
“虹コン”の愛称で知られる虹のコンキスタドールは「毎日が文化祭!」をテーマに、メンバーそれぞれがクリエイターとしても活動するユニット。ライブ活動やCDリリースで人気を集め、ユニット活動にとどまらずメンバー個々でも活躍しています。
虹コンの映画初主演作となる『聖ゾンビ女学院』は、新型ウィルスによって人を食らう死者・通称“ギンプ”が大量発生し、文明の99%が滅びた世界を舞台に、外界と隔絶された校舎でギンプと闘う術を習得して育った7人の少女たちが、ある事件をきっかけにおそるべき真実を知っていくというストーリー。
主演の虹コンメンバーに加え、同ユニットの予科生や、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太さん、個性派監督の作品に多く出演する女優の亜紗美さんらが共演し、4月26日にキングレコードよりリリースされる虹コンのメジャーデビュー曲「†ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド†」が主題歌となっています。
メガホンをとる遊佐和寿監督は『探偵はBARにいる』シリーズや『リアル鬼ごっこ』(2015年/園子温監督)などのガンエフェクトを手がける日本のガンエフェクトの第一人者のひとりであり、ヴィジュアルエフェクト(VFX)やCGなどでも数多くの作品に参加、2014年には人気男優・佐々木喜英さん主演の『BRIGHT AUDITION』で劇場映画初監督をつとめたマルチな才能の持ち主。『聖ゾンビ女学院』でも、監督に加え共同脚本・ガンエフェクト・VFX・編集も担当しています。
また、脚本は『ヒーローマニア-生活-』(2016年/豊島圭介監督)や『虎影』(2015年/西村喜廣監督)などの脚本を手がけ、テレビシリーズ「古代少女ドグちゃん」(2009年/脚本)や『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』(2014年/脚本・監督)など女性アイドル出演作品との関わりも多い継田淳さんが遊佐監督と共同で手がけています。