雑誌「キネマ旬報」編集長や角川大映映画(当時)の社長などを歴任し、映画界を“裏”まで知る映画プロデューサー・黒井和男さんのトークライブが6月24日に東京で開催されます。
黒井和男さんは1938年生まれ。1977年にキネマ旬報社取締役編集長、81年に同社代表取締役社長に就任、2002年に角川大映映画(現・角川映画)代表取締役社長に就任するなど、長年にわたり映画界で活躍。
『刑事物語』シリーズ(1982年~:製作など)、『瀬戸内少年野球団』(1984年/篠田正浩監督:企画)、『その男、凶暴につき』(1989年/北野武監督:監修)、『月とキャベツ』(1996年/篠原哲雄監督:企画)、『着信アリ』(2004年/三池崇史監督:製作)、『犬神家の一族』(2006年/市川崑監督:製作)など、多くのヒット作・話題作に携わっています。
今回のトークライブは「活字化絶対不可能!! 録音絶対厳禁!!」と謳われており、黒井さんが長い映画界人生の中で体験してきた、国内外の大物監督・大物俳優も登場するマル秘トークが繰り広げられる模様。
トークライブ司会は映画監督で作家の山本俊輔さんと映画監督の谷口仁則さんがつとめ、往年の娯楽映画の世界に造詣の深い聞き手の方々だけにディープな内容のトークとなることは必至でしょう。
また、現在も精力的に若手クリエイターのプロデュースをおこなっている黒井さんの「いま売れる、ヒットする映画」「いま求められている映画」についても語られる予定で、映画界を目指す方や実際に映画界で活躍している方にとっても得るものが大きいイベントとなるかもしれません。
イベントは池ノ上駅(世田谷区)のレンタル上映スペース・シネマボカンで6月24日(土)の19時より開催(開場18時半)。現在、主催のショットガンフィルムにて参加申し込みが受け付けられています。