幅広い映像分野で活躍し、大林宣彦監督最新作『花筐/HANAGATAMI』では監督補佐をつとめた松本動(まつもと・ゆるぐ)監督の新作短篇『公衆電話』の完成披露上映イベントが3月18日に渋谷ユーロライブにて開催されます。
松本動監督は、イメージフォーラム付属映像研究所在学中から8mmフィルムでの自主映画を制作し、フリーの助監督としてさまざまな商業作品に携わったのち、現在はドキュメンタリードラマなどの演出・脚本を中心に活動し、近年は『花筐/HANAGATAMI』監督補佐や道策の予告編制作、人気グループ・乃木坂46のシングル特典の個人PVの1本として大園桃子さん主演の『バージン・ブリーズ』 (※リンク先は予告編)を手がけるなど、多方面で活躍。また、制作した短篇作品が横浜で開催される映画祭・横浜映像天国でグランプリ三連覇を達成するなど、日本各地の映画祭での受賞が相次いでいます。
イベントで完成披露される『公衆電話』は、今年1月に開催された第22回横浜映像天国でグランプリを受賞した作品。ひとりの女性のスマホに公衆電話からの着信があったことから始まる娘と父の物語が、16分の映像で綴られていきます。
イベントでは、第20回横浜映像天国グランプリ受賞作『ミックス』(2015)と第21回横浜映像天国グランプリ受賞作『ガチャガチャ/GACHA GACHA』(2016年)もあわせて上映され、横浜映像天国グランプリの三連覇作品を一度に鑑賞することができるイベントとなっています。