平均年齢15.8歳の若手女優5人と青春映画の新たな旗手・勝又悠監督が「ドキュメンタリー×短編映画」で少女たちの青春をリアルに描く『私たちは、』がこのほど完成し、2019年春に予定されている公開に向けてクラウドファンディングもスタートしています。
『私たちは、』でメインキャストをつとめるのは、竹内詩乃さん(2002年生まれ)、イトーカンパニーグループ「ネクストヒロインオーディション」グランプリ受賞者の瑚々(ここ)さん(2004年生まれ)、広橋佳苗さん(2002年生まれ)、水原雅さん(1999年生まれ)、結城亜実さん(1999年生まれ)の、すでに映画やドラマ、ミュージックビデオなどに出演し女優としての道を歩みはじめている撮影時の平均年齢15.8歳の5人。
映画は前半がドキュメンタリーパート、後半が短編映画『私たちは、』で構成されています。
前半のドキュメンタリーパートは、5人が“本物の女優になるため”勝又悠監督のもと1本の映画を作るプロジェクトに参加するところからスタートし、撮影に向けてのレッスンやキャスト発表などに約6ヶ月にわたって密着。プロジェクトに参加する中で揺れる5人の感情が記録されていきます。
そして後半の短編映画『私たちは、』は“大人になることが嫌で嫌でしょうがない”5人の女子高生が、さまざまな感情を抱えながら「大人になりたくないツアー」と称した鈍行列車での旅に出る、たった1日のロードムービーとなっています。
監督・脚本・編集をつとめたのは、2011年に『はい!もしもし、大塚薬局ですが』で劇場監督デビュー以降、『オードリー』『See You』『いつかの、玄関たちと、』など一貫して思春期の少年少女を主人公にした作品を送り出している新世代の青春映画の旗手・勝又悠監督。
舞台劇「希望のホシ」に密着した『靡く、我々』などドキュメンタリーも手がけてる勝又監督が、ドキュメンタリーと短編映画によって新たな角度から少女たちの青春をスクリーンに映しだしていきます。
主題歌は、勝又監督がミュージックビデオやライブ映像を手掛けるなど縁が深いロックバンド・藍坊主(あおぼうず)の2010年リリースの楽曲「伝言」。大人になるのはどんなことかという昔の自分自身からの問いかけにまっすぐな言葉を伝えていく歌詞の内容と疾走感にあふれたサウンドは、まさに作品の内容にマッチしたメッセージ=伝言というべき主題歌となっています。また、藍坊主のベーシストで同曲を作詞・作曲した藤森真一さんは映画にゲスト出演もしています。
そのほか『私たちは、』には、花影香音さん、元AKB48・NMB48の藤江れいなさん、相楽樹さんと、メインキャスト5人の先輩にあたる女優3人も出演しています。
『私たちは、』は、ユナイテッドエンタテインメントの配給により2019年春公開予定。公開に向けて支援を募るクラウドファンディングもスタートしています。
、今後の活躍も楽しみな若手女優5人と勝又悠監督がどんな青春のかたちをスクリーンに描いたのか、来春の公開までどうぞご期待ください。