新鋭・壷井濯(つぼい・たく)監督の初長編作でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019優秀作品賞を受賞した『サクリファイス』が、2020年3月6日よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開されることが発表されました。公開に向けクラウドファンディングもスタートします。
『サクリファイス』は、第一回立教大学身体映像学科スカラシップ作品として制作された作品。3.11を背景に、新興宗教団体や予知夢、動物虐待事件などが交錯するストーリーが、翠、塔子、沖田という同じ大学に通う3人の若者を中心に描かれていきます。
『アイスと雨音』(2017年/松居大悟監督)や主演作『暁闇』(2018年/阿部はりか監督)などで注目される青木柚(あおき・ゆず)さんが同級生からある疑惑をかけられる男子大学生・沖田を演じるほか、塔子役に半田美樹さん、翠役に五味未知子さんらの若手俳優陣が出演するのに加え、多くの作品で知られる三坂知絵子さん、草野康太さん、三浦貴大さんも共演しています。
今年7月に開催されたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭では国内コンペティション(長編部門)優秀作品賞を受賞し、同映画祭受賞作品上映として11月3日には第32回東京国際映画祭で上映されています。
東京国際映画祭での上映に合わせ、2020年3月6日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開されることが発表となりました。 劇場公開に向けて、クラウドファンディングサイト・MotionGalleryでクラウドファンディングがおこなわれることも決定しており、今後の情報は 映画『サクリファイス』公式Twitterアカウントから発信されます。
災害やカルト、身近なところで起こる闇。現代の社会に漂う空気を表現したような『サクリファイス』の今後の展開に注目です。