2017年公開の『狂覗(きょうし)』が話題となった藤井秀剛監督の新作『超擬態人間』(4月24日公開予定)が、日本公開に先駆け北米・ヨーロッパで配信公開されるのをはじめ、世界40ヶ国以上で公開されることが発表されました。
『超擬態人間』(英題『MIMICRY FREAKS』) は、社会で大きな問題となっている“児童虐待”を題材にしたスラッシャー・ホラー。森の中で子どもとともに目覚めた男と、山中の結婚式場の下見に向かうカップルの物語がやがて絡みあい、予想もつかない恐怖が描かれていきます。
すでに海外の映画祭に出品されており、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつであるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2019( Brussels International Fantastic Film Festival2019)でアジア映画部門グランプリを受賞するなど高い評価を受けています。
その世界での好評を追い風に、4月2日よりジャンル映画を中心に人気を伸ばしている有料動画配信サービス・SPAMFLIXで北米・南米・ヨーロッパほか30ヶ国での配信がスタート。日本での一般公開に先駆け世界の映画ファンに『超擬態人間』の唯一無二の世界が届けられます。また翌週4月8日には日本でカルトな支持を集めた『狂覗』もどうサービスで配信開始。
さらに、今夏以降には東南アジア最大級の衛星放送・ASTROの映画チャンネルで東南アジア13ヶ国に『超擬態人間』がテレビプレミア公開されるのも決定しており、藤井監督作品がよりワールドワイドに展開していきます。
「超擬態人間」予告編 2020年4月24日劇場公開 from 108JAPAN on Vimeo.
日本唯一の「子どもを抱く男の幽霊」を描いた伊藤晴雨の幽霊画「怪談乳房榎図」に着想を得て、欧米のホラーのテイストに“和”の要素が組み合わされた『超擬態人間』は、まさに日本でしか生み出せない作品でありながら、いわゆる“Jホラー”とは異なる恐怖を提示する意欲的な作品。 日本では、4月24日(金)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開予定となっています。