平成にカルトな人気を博したシリーズが新ヒロインに秋乃ゆにさんを迎えて復活した『エンボク』(7月3日公開/鈴木浩介監督)の衝撃の予告編が公開されました。
秋乃ゆにさん主演で「援助交際撲滅運動」が令和に復活! 『エンボク』衝撃の予告編が解禁
2001年公開の第1作『援助交際撲滅運動』以降『援助交際撲滅運動 地獄編』(2004年)『援助交際撲滅運動 STOP THE BITCH CAMPAIGN』(2009年)の3作が製作された「援助交際撲滅運動」シリーズは、映画された「殺し屋1」などで知られる山本英夫さんが原作、「天然少女 萬」などのこしばてつやさんが漫画を担当した同名コミックの映画化作品。女子高生と中年男の壮絶なバトルをバイオレンス描写やエロ満載で描き、3作すべてに登場する変態中年男・クニ役の遠藤憲一さんの怪演が話題となりました。
令和の時代にタイトルもシンプルに復活するシリーズ第4作『エンボク』は、新たなヒロインである女子高生の愛美役に講談社ミスiD2017で選考委員個人賞を受賞しドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(2019年)の高校生役などで話題の秋乃ゆにさんを起用。また、援助交際にまつわる暗い過去を持った警察官・熊切をお笑いのほか俳優・映画監督としても高い評価を受ける板尾創路さんが演じています。
予告編では「どこにでもいる女子高生」の愛美が援助交際をおこなう姿や、実直そうな中に秘めたものをかんじさせる熊切、そして「援助交際撲滅運動」には欠かせない激しいシーンの一端が映しだされていきます。
スタッフも、これまでのシリーズ全作の監督をつとめている鈴木浩介監督が引き続きメガホンをとるのをはじめ、脚本は『HIGH&LOW THE WORST』(2019年/久保茂昭監督)や板尾創路監督作品の脚本を手がけ監督・俳優としての顔も持つ増本庄一郎さんが担当、音楽は数多くの映画音楽を手がける遠藤浩二さんと、復活にふさわしく精鋭が集結。
それに加え、主題歌は“いま一番脱げるシンガーソングライター”としてグラビアでも活躍するシンガーであり主演作『EVIE IDOL SONG』(2016年/大畑創監督)などで女優としても注目される藤田恵名さんた担当。2019年6月にリリースされた最新アルバム「入者」収録の「エンドロール」が作品をソリッドなサウンドで彩ります。
2019年に開催されたゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019コアファンタ部門でワールドプレミア上映され、秋乃ゆにさんの体当たりの演技が評判となった『エンボク』は、7月3日(金)よりシネマート新宿にて2週間限定レイトショー公開されます。
『エンボク』ストーリー
ごく普通な生活を送っているかのように見える女子高生・愛美は、自分の夢を叶えるため援助交際によってお金をためる裏の顔を持っていた。一方、悲惨な過去を持つ警察官熊切は元性犯罪者の国本、木口、大島の三人の出所後の面倒を見ていた。しかし、三人は熊切の目の届かないところで、援助交際で女子高生をおびき出し、犯してはサイトに晒すという“援助交際撲滅運動”を繰り返していた。そして、援助交際 SNS を通して愛美と国本が出会う時、血と地獄の物語が幕を開ける。
エンボク
- 秋乃ゆに
山本浩司 酒井健太郎 田中瑛祐 野々宮ミカ 諏訪太朗 吉牟田眞奈
板尾創路 - 監督:鈴木浩介
- 企画・プロデュース:山口幸彦
- 原作:山本英夫 こしばてつや「援助交際撲滅運動」
- 脚本:増本庄一郎
- プロデューサー:梅川治男
- 音楽監督:遠藤浩二
- 主題歌:藤田恵名「エンドロール」
- 撮影:唐沢悟
- 照明:小沢均
- 録音:鈴木健太郎
- 美術・装飾:黒田享大
- 編集:掛須秀一
- 整音:岩丸恒
- 音響効果:小山秀雄
- 衣裳:ヤマダタカノブ
- ヘアメイク:大江一代
- 助監督:山田祐輔/地良田浩之
- 制作部:東克治/堀内蔵人
- 製作:キングレコード
- 制作協力:ステューディオスリー
- 配給:キングレコード ブラウニー
- 配給協力:太秦
2020年7月3日(金)よりシネマート新宿にて2週間限定レイトショー
2020年/カラー/ステレオ/61分