劇団・野生児童を主宰する女優・有田あんさんが脚本・監督をつとめ「出生前診断」をテーマにした長編映画『渇愛の果て、』の制作が現在進行中。有田さんと小原徳子さんら10人の女優によるチームが挑みます。
『渇愛の果て、』は、作品を通して出生前診断、妊娠、出産、障がいについて知り、さらにそれらに対するさまざまな考えがあることを知ることによって「人にやさしくなれる」映画を意図して制作される作品。
もともと同作は、有田監督が作・演出をつとめ出演もする舞台として今年6月に上演が予定されていました。新型コロナウイルス感染症拡大を受け安全を考慮して公演は中止となりましたが、未曾有の事態の中“命”について考える機会が増えている現在だからこそ、新しく生まれる命に目を向けた作品を届ける意味があるとの考えから、長編映画としての制作がスタートしました。
映画制作にあたり集まったのは、有田監督の以前の監督作への出演経験があり舞台版「渇愛の果て、」キャストでもあった小原徳子さんら、10人の女優たち。
女性のみのチームだからこその視点で、難しくデリケートなテーマに切り込んでいきます。
立ち上げメンバー:有田あん 小原徳子 瑞生桜子 辻凪子 烏森まど 廣川千紘 伊島青 藤原咲恵 輝有子 寺田華佳(※出演なし)