映画監督のマネージメントレーベル・STARDUST DIRECTORSによる映画フェス「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」が9月19日・20日の2日間にわたり渋谷ユーロライブで開催されることが決定。三木孝浩監督、月川翔監督ら所属監督の作品上映のほか新たな才能を発掘するショートフィルムコンペティションもおこなわれます。
「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」東京で9月開催 短編コンペティション作品を募集
STARDUST DIRECTORSは、芸能事務所・スターダストグループに所属する映画監督のマネージメントレーベル。
『ソラニン』(2010年)で長編初監督をつとめて以降『アオハライド』(2014年)『きみの瞳(め)が問いかけている』(2020年) など次々と話題作を手掛け『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公開を控える青春映画の名手・三木孝浩監督や『君の膵臓をたべたい』(2017年)『響 -HIBIKI-』(2018年)など若手俳優主演作を数多く手掛ける月川翔監督、話題のテレビドラマ演出も手掛ける新鋭・Yuki Saito監督らが所属。
高校時代に『脱脱脱脱17』(2016年)で注目を集め、映画やテレビドラマで着実にキャリアを重ね『明け方の若者たち』(2021年)が公開を控える現役大学生監督・松本花奈監督や、東京藝術大学大学院出身で『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(2021年)公開を控える堀江貴大監督ら、若き新鋭監督たちが新たに所属することも決定しています。
STARDUST DIRECTORS所属監督
- 三木孝浩監督 『ソラニン』(2010年)『君の瞳(め)が問いかけている』(2020年)など
- 月川翔監督 『君の膵臓をたべたい』(2017年)『劇場版 そして、生きる』(2019年)など
- 瀬田なつき監督 『PARKS』(2017年)『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年)など
- Yuki Saito監督 ドラマ「おっさんずラブ」(2018年)「書けないッ!?」(2021年)など
- 落合賢監督 『サイゴン・ボディガー ド』(2016年)『パパとムスメの7日間』(2018年) ※いずれもベトナム制作
- 金井純一監督 『ゆるせない、逢いたい』(2013年)『マイ・ダディ』(2021年)など
- 中島良監督 『俺たちの明日』(2014年)『アパレル・デザイナー』(2019年)など
- 吉野主監督 『SENIOR MAN』(2016年/若手映画作家育成プロジェクト作品)など
- 松本花奈監督 『脱脱脱脱17』(2016年)『明け方の若者たち』(2021年)など
- 川崎僚監督 『Eggs 選ばれたい私たち』(2018年 ※公開2021年)など
- 竹内里紗監督 『みちていく』(2014年)『Miror』(2018年 ※オムニバス『21世紀の女の子』の一編)など
- 八重樫風雅監督 『灯台の子』(2020年 ※オムニバス『SHORT TRIAL PROJECT 2020』の一編)など
- 山元環監督 『うちうちの面達(つらたち)は。』(2019年/若手作家育成プロジェクト作品)など
- 堀江貴大監督 『ANIMAを撃て!』(2018年)『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(2021年)など
「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」では所属監督の長編・短編が上映されることになっており、今回は三木孝浩監督、月川翔監督の上映作品が発表されました。
三木孝浩監督は、人気コミックを土屋太鳳さんと竹内涼真さんの主演で映画化した高校吹奏楽部部員と野球部員の青春ストーリー『青空エール』(2016年)が上映。
月川翔監督は、脚本家・岡田惠和さんのオリジナルストーリーによるドラマとしてWOWOWで放送され、好評により劇場用作品として再編集された有村架純さんと坂口健太郎さん主演のヒューマンラブストーリー『劇場版 そして、生きる』(2019年)が上映されます。
このほかにも幅広いジャンルの作品が上映予定で、そのラインナップは「必ず好きな作品に出会える」ものになるとのこと。
また、作品上映後には監督と豪華ゲストによるティーチインも実施予定で、豪華ゲストは当日まで完全シークレットとされ来場した方々だけへのお楽しみとなっています。

青空エール
- 出演:土屋太鳳 竹内涼真 ほか
- 原作:河原和音「青空エール」(集英社マーガレットコミックス刊)
- 脚本:持地佑季子
- 監督:三木孝浩
- ©2016 映画「青空エール」製作委員会 ©河原和音/集英社
- 2016年劇場公開作品
さらに「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」ではショートフィルムコンペティション部門も実施されます。
これは自称35歳までの監督を対象に30分以内の短編作品を広く公募し、審査員の厳正な審査によって決定した上位4作品を「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」で上映、その中から来場した観客の方々と審査員によりグランプリ1作品を決定するもの。グランプリを受賞した監督にはスターダストグループのバックアップのもとショートフィルムとミュージックビデオの2作品を監督するチャンスが与えられます。
審査には、東宝の岸田一晃プロデューサー(『思い、思われ、ふり、ふられ』など)、東映の高橋直也プロデューサー(『ホットギミック ガールミーツ ボーイ』など)、松竹の寺西史プロデューサー(『弱虫ペダル』など)、行定勲監督『クローズド・ノート』(2007年)や連続テレビ小説「わろてんか」などで知られる脚本家・吉田智子さんと、まさに日本映画界の一線で活躍するプロデューサーとクリエイターがあたります。
応募はウェブサイトのフォームから可能、募集期間は4月1日12時00分より5月31日23時59分までとなっています。
そのほかコンペティション部門の募集詳細は公式サイトに掲載されています。
エンターテイメント界で豊富な実績を持ち、三木監督、月川監督らヒットメイカーを見出してきたスターダストグループが全力を挙げて人材発掘に取り組むショートフィルムコンペティション。今年はどんな作品が集まるのか、コンペティション部門以外のイベント内容も含め「STARDUST DIRECTORS film fes. 2021」に注目です。
STARDUST DIRECTORS film fes. 2021
- 日程:2021年9月19日(日)・20日(月・祝日)
- 会場:ユーロライブ (東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS2階)
- 上映作品:三木孝浩監督『青空エール』 月川翔監督『劇場版 そして、生きる』ほか
- ショートフィルムコンペティション応募受付期間:2021年4月1日(木)12:00~2021年5月31日(月)23:59
- 詳しくは「SSTARDUST DIRECTORS film fes. 2021」オフィシャルサイトにて