埼玉県入間市を舞台に、自主映画を作ろうとする小学生の奮闘を描く青春ジュヴナイル『ラストサマーウォーズ』が6月24日より入間市で先行公開、7月1日より全国順次公開されることが発表され、ポスターヴィジュアルも解禁されました。
狭山茶の産地として知られる埼玉県入間市を舞台とした『ラストサマーウォーズ』は、内気で映画好きな男子小学生が、思いを寄せていた同級生女子が転校すると知り、彼女をヒロインに自主映画を作ろうとするストーリー。
2021年9月のクラインクイン前に全国オーディションが開催され、主人公の映画好きな男子小学生・宮竹陽太を『明日の食卓』(2021年/瀬々敬久監督)やドラマ「おかえり、モネ」(2021年)などに出演しメインキャストをつとめることも多い阿久津慶人(あくつ・けいと)さん、ヒロインの高梨明日香を小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」専属モデルをつとめる飯尾夢奏(いいお・ゆめな)さんがそれぞれ演じるのをはじめ、ふたりを取り巻く個性的な同級生には、栗原夏音役に羽鳥心彩(はとり・こいろ)さん、早川俊役に松浦理仁(まつうら・りひと)さん、盛山基雄役に小山春朋(こやま・はるとも)さん、刈部志穂役に上田帆乃佳(うえだ・ほのか)さん。実際に撮影時小学5年生・6年生の期待の6人が揃いました。
そして、主人公たちの担任教師・土方先生役にはアイドルグループ・乃木坂46を卒業後舞台を中心に活躍する井上小百合さん、主人公・陽太の兄・匠役には武道館公演も成功させた7人組ユニット・7ORDERのメンバーで舞台「タンブリング」など俳優としても活躍する長妻怜央(ながつま・れお)さん、陽太の父・宏役にラーメン店経営者の顔も持つデビット伊東さん、陽太の母・晴子役には数多くの作品に出演する櫻井淳子さん。埼玉県本庄市出身で本庄市広報観光大使もつとめる井上さん、舞台である入間市出身の伊東さん、埼玉県鶴ヶ島市出身の櫻井さんと、埼玉県出身者を中心に充実のキャストが子どもたちを支えます。
作品を企画しメガホンをとったのは、入間市出身で『gift』(2014年)『恐怖人形」(2019年)『成れの果て』(2021年)など多彩なジャンルの劇場作品を監督しテレビドラマ演出も手掛ける宮岡太郎監督。
さらに、主題歌「ラストサマーフィルム」を、やはり入間市出身のシンガーソングライター・はたゆりこさんが書き下ろしました。
入間市の全面バックアップのもと、入間市をはじめ埼玉県出身のキャスト・スタッフが多数参加して制作された、まさに“入間市の映画”というべき『ラストサマーウォーズ』が、舞台でありロケ地である入間市のユナイテッド・シネマ入間で6月24日金曜日より先行公開され、翌週7月1日金曜日より東京の新宿武蔵野館とシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開されることが発表されました。
公開日決定とともに解禁されたポスターは、腕を組む主人公・陽太と隣で微笑むヒロイン・明日香を中心にして並ぶ6人の子どもたちをメインに、子どもたちをそっと見守るような大人たちの姿も配された、まさに映画の内容を伝えるようなデザインとなっています。
入間市の茶畑や雄大な自然を背景に、未来を担う子どもたちの奮闘を描く『ラストサマーウォーズ』が、この夏、入間市から夢と希望を全国に届けます。
『ラストサマーウォーズ』ストーリー
小学6年生の内気な映画好き男子・陽太は、同級生の女子・明日香にひそかに想いを寄せていた。
そんな明日香が急に引っ越すことが決まり、動揺を隠せない。
「そうだ、彼女をヒロインにした映画を作ろう!」
思い立ったものの、インキャな彼をサポートしてくれる友達はいない。
映画好きな担任の土方や陽太の兄が相談にのってくれて、気づけば、ちょっとキャラ強めではあるけれど、愉快で才能に溢れた同級生5名が仲間になっていた。
つまずきながらも、スマホアプリやSNSなど令和テクノロジーを駆使して撮影はすすんでいく。
しかし子供だけでの撮影は危ないと親たちの妨害や事故が発生してしまい・・・。
映画を完成させて、初恋の明日香を笑顔にすることはできるのだろうか?