時代にマッチしたオリジナル恋愛短編映画を専門に公開するYouTubeチャンネル「恋愛由来」が開設され、第1作目として山本亜依さん主演の『そこで待ってて…』(武石昂大監督)が6月10日より公開されます。
「恋愛由来」第1作となる『そこで待ってて…』は、リモートワークが続く中で外に出ることや恋愛に消極的になっていた主人公が、マッチングアプリに届いた通知をきっかけに、誘ってくれた相手とのデートを決意するストーリー。
『きみの鳥はうたえる』(2018年/三宅唱監督)『ドンテンタウン』(2019年/井上康平監督)やNetflixで配信中の「ヒヤマケンタロウの妊娠」(2022年)ほか映画やドラマ、ミュージックビデオなどに出演する女優・山本亜依さんが主人公の高田美咲を演じます。
監督と脚本は、短編作品で数々の受賞歴を持つ武石昂大(たけいし・あきひろ)監督。大学在学中に制作した初監督作『おるすばんの味』(2017年)が第71回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーで上映され、2020年には池袋シネマ・ロサで短編4本を集めた特集上映も開催されるなど注目を集める1995年生まれの新鋭が、コロナ禍が続く現在をラブストーリーへ反映させます。
また『そこで待ってて…』はマッチングアプリ業界国内最大手の株式会社タップルとのコラボレーションにより、劇中にタップルのアプリが登場するなどの協力を得て、よりリアリティのある描写を実現しています。
主演の山本さんと武石監督は、公開決定にあたり次のようにコメントをしています。
主演:山本亜依さん(高田美咲役)コメント
初めて脚本を読んだとき、映像になったらどんな素敵な作品になるのだろうと、とてもワクワクしたことを覚えています。誰かと繋がること、交わることで見えてくるものや生まれる感情。美咲を通して見る世界は初めての感覚でいっぱいで、少しずつ揺れ動いていく感情の変化を大切にしながら自分らしく演じさせていただきました。
今作品が誰かの何かを始めるキッカケや、一歩前に踏み出す勇気になってくれたらとても嬉しいです。
武石昂大監督(監督・脚本)コメント
本作「そこで待ってて…」を監督いたします、武石昂大です。
本作はラブストーリーでありながら、もっと大きな括りで”コミュニケーション”のお話であると捉えながら脚本を書かせていただきました。
これまで、出会うはずがなかったかもしれない人と突然接点を持つことができる現代においてそれでも人は純粋に関係を築けると僕は考えております。すごく純度高く、とても楽しく取り組ませていただけました!お楽しみに!