衝撃的な内容で話題となった舞台劇を映画化した“死刑囚と教誨師の予測不可能なラブストーリー”『俺を早く死刑にしろ!』が、9月3日より池袋シネマ・ロサにて公開されます。
『俺を早く死刑にしろ!』は、劇団チームエヌズの同名舞台劇の映画化。同舞台は、複数の劇団が規定のテーマ「大どんでん返し」に沿った作品で競い合う“演劇バトル”イベント「劇団EXPO」で2020年に上演され多くの賞を獲得しました。
死刑になりたいという理由だけで殺人を犯した男が教誨師の女性に恋をするというストーリーや“出演者すら騙された!”というどんでん返しなどの衝撃的な内容で大きな反響を呼んだ舞台を映画化するべくクラウドファンディングが実施され、多くの支援を得て映画化が実現しました。
映画化にあたっては、チームエヌズ主宰で映画監督としても各地の映画祭で数々の受賞歴を持つ高山直美監督が舞台版の作・演出に続いて脚本・監督を担当。
高山監督は、以下のようにコメントを発表しています。
高山直美監督コメント
アイデアが浮かんだときに書くノートの一番はじめに書いてあった『心の無い男が心を手に入れて苦しむ話』という一文がこの物語の核になりました。
決して優しくは無く、痛くて激しい作品です。つねに怒りを抱えており死刑になりたいという利己的な理由で人を殺してしまった主人公がどう変化していくのか、またこんな主人公に関わらないといけない立場になったら自分ならどうするのか、そしてなにより、一体どんな大どんでん返しが待っているのかに注目して観てください。
そしてキャストには、100名を越えるオーディションで選ばれた俳優が起用されています。
主人公の死刑囚・佐久間亘を演じるのは『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(2019年/田中亮監督)大河ドラマ「いだてん」など映画・ドラマやCMなどで活躍する西村佳祐さん。
佐久間が恋をするヒロインの教誨師・清水沙月役には『あさひなぐ』(2017年/英勉監督)『佐々木、イン、マイマイン』(2020年/内山拓也監督)WEBドラマ「東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~」(2022年/篠原哲雄監督)などの宮田祐奈さん。
ふたりをはじめ、今後の活躍が期待される次代の名優たちが揃っています。