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“憧れ”の果てにあるものは? サイコスリラー『憧れdoll』を応援するクラウドファンディング実施中

 俳優・シンガーソングライターとして活躍するみやびさんが主演と初の監督・脚本をつとめる長編映画『憧れdoll』の制作・上映に向けたクラウドファンディングが現在おこなわれています。

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 『憧れdoll』は、元交際相手との思い出の品をフリマアプリで処分した平凡な女性・茜が主人公。バイト先の花屋を訪れた女性客・尚美と親しくなっていく茜がやがて体験する思わぬ事態を描くストーリーで、愛情とも友情とも違う“憧れ”という感情の行く末を描くサイコスリラーとなっています。

 主演・監督・脚本をつとめるみやびさんは、これまでに『自由を手にするその日まで』(主演:2017年/天野友二朗監督)『脂肪の塊』(主演:2018年/天野友二朗監督)『風呂屋の御主人』(2022年/石出祐輔監督)などの映画やミュージックビデオ、CMなどの映像作品で俳優として活躍しつつ、MIZUKI名義でシンガーソングライターとしても活動。
 コロナ禍で俳優の活躍の場が激減する中で“俳優はチャンスを待つことしかできないのだろうか?”という想いから、初の監督に挑みます。

 共演には、『DISTANCE』(2020年/園田新監督)や『(Instrumental)』(2022年/宮坂一輝監督)に主演する秋田ようこさん、監督としても活躍し監督作『マンガガールズ』(2022年)が国内外の映画祭で好評を得ている大門嵩さん、ミスiD2020でスーパーノバ賞と夢月賞をダブル受賞しこれが映画初出演となる穂紫朋子(ほし・ともこ)さん、お笑い芸人のホビーさんら、共演にも各方面で活躍する多彩なキャストが揃っています。

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みやびさんが演じる主人公・茜

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秋田ようこさんが演じる尚美

 本編の撮影は9月から10月が予定されていますが、クランクインに先駆けて特報映像が制作されています。特報は約2分弱の短い映像ながら、みやびさん、秋田ようこさんら本編に出演予定のキャストが出演し、バンド・コハクノアカリのボーカル・fumiさんがBaby's breath名義で担当する主題歌に乗せてストーリーの一端が綴られる、本編への期待を高めるものになっています。

【『憧れdoll』特報】

 現在おこなわれているクラウドファンディングは、2023年の劇場公開や映画祭出品を目指す『憧れdoll』の制作・上映を支援するもので、ファンディングで集まった資金は映画の制作予算等に充てられます。
 6月10日にスタートしたクラウドファンディングは、すでに当初の目標金額100万円を達成していますが、制作にはより多くの予算が必要で、ファンディングは8月31日の期限まで継続しておこなわれます。
 リターンには、オリジナルグッズや上映会参加権などが支援金額に応じて用意されており、みやびさん直筆の原画など、貴重な特典も用意されています。

 また、ハリウッド進出も果たした『呪怨』(2003年)や近作『牛首村』(2022年)などで知られる映画監督の清水崇さん、新作『消せない記憶』の公開も控える映画作家の園田新さんが応援コメントを寄せており、クラウドファンディングのページで両監督のコメントを読むことができます。

 感受性が強いために“生きづらさ”を感じることも多いHSP(=Highly Sensitive Person)の気質を持つみやびさんが、自らを主人公・茜に投影させたという『憧れdoll』には、生きづらさを感じているすべての人に““あなたらしさ、あなただけの幸せの形に気づいてほしい”という想いが込められていると、みやびさんはコメントしています。
 クラウドファンディングは、映像作品関連のクラウドファンディングに豊富な実績を持つMotion Galleryで8月31日23時59分まで実施。サイコスリラーというかたちで、現代を生きる人々へのメッセージを送る『憧れdoll』に注目です。

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