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ゾンビが発生した世界の“新しい生活”を描く倉島颯良さん主演『DEAD OR ZOMBIE』9月24日公開

 元・さくら学院の倉島颯良さんが主演をつとめる佐藤智也監督の新作『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』が9月24日より新宿K's cinemaで公開されることが決定し、ポスターヴィジュアルと予告編、応援コメントなどが解禁されました。

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『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』より。倉島颯良さん演じる主人公・早希

 『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』は、ゾンビの発生により隔離された地方都市を舞台に、ゾンビ化した家族の世話をするために街に残った女子高生の、あまり危険ではないサバイバルをしながらの「新しい生活」が描かれていきます。

 主人公の早希を演じるのは倉島颯良(くらしま・さら)さん。多くの女優やアーティスト、モデルを輩出している女性グループ・さくら学院に2014年から2017年まで在籍して6代目生徒会長(リーダー)をつとめ、卒業後は女性監督によるオムニバス映画『21世紀の女の子』(2018年)の一編「珊瑚樹」(夏都愛未監督)で主演をつとめるなど活躍している2002年生まれの期待の女優が、ゾンビ映画というジャンルに挑みます。

 メガホンをとるのは、映画祭で高評価を得た『マレヒト』(1995年)『L’llya イリヤ』(2001年)などインディペンデントでの映画制作を続けてきた佐藤智也監督。日中韓合作の監督作『湖底の空』(2019年)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020でグランプリとシネガーアワードをダブル受賞し、同映画祭の製作支援を受けて本作を完成させました。
 また、アメリカで特殊メイクを学び伝説的特殊メイクアーティスト、リック・ベイカーに師事した日本の特殊メイクの第一人者・江川悦子さんが参加しており、本格的なゾンビメイクも見どころとなっています。

 解禁された予告編は、ゾンビが蠢く荒廃した街での主人公・早希の「新生活」が、一切セリフなしで映し出されていきます。

【『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』予告編】

 『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』は、7月28日から開催されたゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022でスペシャルプログラム招待作品としてワールドプレミア上映されており、公開に向け、主演の倉島颯良さん、佐藤智也監督のコメントとともに、同映画祭のプログラムディレクター・塩田時敏さん、審査員長をつとめた映画監督・脚本家・俳優の佐藤佐吉さんのコメントが公開。
 佐藤佐吉さんは“傑作すぎる”と絶賛のコメントを寄せています。

主人公・早希役:倉島颯良さんコメント

ゾンビ映画に参加させていただくことが初めてだったので、最初はどういった撮影になるんだろうと思っていたのですが、佐藤監督のアドバイスをいただきながら一つ一つ丁寧に作り上げていった撮影期間でした。
朝、現場に行って控室のドアを開けると毎日、ゾンビがいるという撮影は新鮮でしたし、ゾンビメイクがリアルだったことが芝居のしやすさにつながっていたように感じています。
この映画はゾンビが一つ大きなテーマになっているかと思うのですが、ゾンビになってしまった家族と主人公・早希の関係性にぜひ注目していただけたらなと思います。他の映画では見られないようなゾンビへのアプローチの仕方、描き方になっていますので、そこにも注目してご覧ください。

佐藤智也監督コメント

オーストラリアの7分の短編『Cargo』をYouTubeで観て、ゾンビ映画の可能性を感じました。ジョージ・A・ロメロ監督のおかげでゾンビのルールは、ゾンビ映画を見たことがない人だってある程度知っているので、設定が楽です。一方で最近は「走るゾンビ」が主流。この映画ではロメロ初期3部作の設定を大切に、「走らない、ウイルスのせいにしない、人肉を食う」という基本に立ち返ろうと思いました。
コロナ禍で「ウィズ・コロナ」なら、ゾンビ禍では「ウィズ・ゾンビ」になるのではないでしょうか? SWAT隊員でもミラ・ジョヴォヴィッチでもない一般庶民の物語です。
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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022オープニングセレモニーであいさつする倉島颯良さん(右)と佐藤智也監督

映画監督・脚本家・俳優(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022審査員長):佐藤佐吉さんコメント

驚いた。傑作すぎる。42分という時間の中にゾンビ映画のすべてがつまっていた。

映画評論家(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022プログラムディレクター):塩田時敏さんコメント

ゾンビはもはやホラーにあらず。時代劇や西部劇、あるいはロマンポルノのように、一定の描写があれば何でも描ける映画の無限の大地。
「湖底の空」の佐藤智也が描く“ポスト・ゾンビ、ウィズ・ゾンビ“。
マジックアワーを背に蠢くゾンビが切なく、美しい。

  上映時間42分の短編ながら多くの称賛を集めている2022年のゾンビ映画『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』は、9月24日土曜日より新宿K's cinemaにて公開、ほか全国順次公開されます。

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『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』より

『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』ストーリー

ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。女子高生の早希(倉島颯良)は、ゾンビとなった家族を世話するために隔離地域に残り、あまり危険ではないサバイバルを繰り広げる。ゾンビ発生前には不登校になり、家族との関係がぎくしゃくしていた早希にとって、それは新しい生活だった。
ポスター

DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない

  • 倉島颯良 みやべほの 松村光陽 大西多摩恵 吉川勝雄 宮澤寿 須田晶紀子 上村愛香 加藤伊織 村上秋峨 Phillip Bachman Sergio Elias

  • 監督・脚本:佐藤智也
  • 製作:岡田裕
  • プロデューサー:吉田邦彦/熊谷睦子 アソシエイトプロデューサー:猪股祐一郎
  • 撮影・照明・編集:永野敏 録音:古賀陽大 VFX:内田剛史 音楽:谷口尚久
  • 特殊メイク:メイクアップディメンションズ ヘアメイク:山本仁美 スタイリスト:濱田恵 装飾:山本裕里子 イラスト:宇野晶紀子 音響効果・整音:ZEROWAVE
  • 制作協力:泉放送制作 ロケ協力:ぐんまフィルムコミッション
  • 製作プロダクション:アルゴ・ピクチャーズ

  • 2022年/カラー/42分

2022年9月24日(土)より新宿K's cinema ほか全国順次公開

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