後藤剛範さんを主演に迎え横尾初喜監督が人気小説を映画化した『大事なことほど小声でささやく』(10月21日公開)の予告編が解禁されました。
後藤剛範さん主演『大事なことほど小声でささやく』田村芽実さんの歌声に乗せた予告編解禁
『大事なことほど小声でささやく』は、多くの読者からの支持を集める人気作家・森沢明夫さんの同名小説を、『ゆらり』(2017年)『こはく』(2019年)と人の心に寄り添うような作品を手掛けてきた横尾初喜監督がメガホンをとって映画化した作品。
小さなスナックを営む“マッチョなオカマ”のゴンママとスナックを訪れる人々が織りなすハートウォーミングな物語を連作形式で描いた原作から、精神科医の四海夫妻にクローズアップし、過去の傷を抱える夫妻の再生が描かれていきます。
Netflix配信ドラマ「全裸監督」で注目を集めた後藤剛範さんが主演をつとめ、その鍛え上げた肉体で“巨漢のオカマ”というキャラクターを見事に体現し、ストーリーの中心となる精神科医・四海良一役には幅広い役柄をこなす深水元基さん、良一の妻・由佳役には横尾監督のパートナーでもある遠藤久美子さん。
さらに、元AKB48で先ごろの結婚発表も話題となった峯岸みなみさん、横尾監督作品で俳優としての力を示してきたアキラ100%こと大橋彰さん、横尾監督が期待を寄せるニューフェイス・遠藤健慎さん、日本映画界に欠かせないバイプレイヤーの田中要次さんと、多彩なキャストがスナックを訪れる人々を演じ、スナックのバーテンダー・カオリをアイドルグループ・アンジュルムでの活動を経てミュージカル界の新星として舞台を中心に活動する田村芽実さんが演じています。
解禁された待望の予告編は、カクテルに添えて囁く「カクテル言葉」で人々の悩みに寄り添おうとするゴンママの想いを伝えるようなダイアローグと、カオリ役の田村芽実さんが歌う主題歌「似たものどうし」に乗せて、スナックを訪れる人々や、四海夫妻の心の傷を感じさせるような映像が映し出されていきます。
また、合わせて解禁された新規場面写真は、ゴンママとカオリやスナックを訪れる人々のさまざまな表情が切り取られています。
人の心に優しく触れる原作と監督の出会いで生まれたハートフルストーリー『大事なことほど小声でささやく』は、10月21日金曜日より、シネマート新宿、渋谷ユーロスペースほか、全国順次公開されます。
『大事なことほど小声でささやく』ストーリー
主人公は、でっかくマッチョなオカマのゴンママこと権田鉄雄。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通う「スナックひばり」を営んでいる。今夜も歯科医の四海良一がやってきた。マシンガントークが売りの陽気な良一だったが大きな悲しみを抱え、妻との関係も冷え切っていた。ぽつりと話し出した良一にゴンママはあるカクテルを出す…。
ジム仲間は、万年課長補佐のサラリーマンや素性を明かさない美女、紙ヒコーキ好きの高校生、60歳を過ぎてもお盛んな広告会社社長…と個性豊かな面々だが、やっぱり彼らも人知れず悩みや悲しみを抱えている。そんなお客たちにゴンママとカオリは毎夜、悩みに合わせたカクテルを用意する。大事な言葉を小声で添えて。