「ウィズ・ゾンビの新しい生活」を倉島颯良さんの主演で描く『DEAD OR ZOMBIE　ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』が９月24日より上映される新宿K's cinemaで上映期間中にイベントが開催されることが決定。新たな場面写真も解禁されました。

　『DEAD OR ZOMBIE　ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』は、ゾンビが発生し感染拡大防止のため隔離された地方都市を舞台に、ゾンビ化した家族の世話をするために街に残った女子高生が、あまり危険ではないサバイバルをしながら「新しい生活」を送って敷く姿が描かれていきます。

　主人公の早希を演じるのは、多くの女優やアーティストなどを輩出してきた女性グループ・さくら学院で６代目生徒会長（リーダー）をつとめ、グループ卒業後はオムニバス映画『21世紀の女の子』（２０１８年）の一編「珊瑚樹」（夏都愛未監督）で主演をつとめるなど女優として活躍する倉島颯良（くらしま・さら）さん。

　監督・脚本は『マレヒト』（１９９５年）『L'llya イリヤ』（２００１年）などインディペンデントでの映画制作を続け、日中韓合作の監督作『湖底の空』（２０１９年）でゆうばり国際ファンタスティック映画祭２０２０グランプリとシネガーアワードをダブル受賞した佐藤智也監督。
　伝説的特殊メイクアーティスト、リック・ベイカーに師事した日本の特殊メイクの第一人者・江川悦子さんが特殊メイクで参加しているのも注目です。

　新たに解禁された場面写真は、引きこもりだった主人公・早希が意を決して部屋を出る場面をはじめ、マスク姿の早希、部屋に侵入したゾンビ、封鎖線に立つ防護服姿の男たちなど「ゾンビ下の生活」を感じさせるものになっています。

　そして、９月24日の公開を前に、上映館である新宿K's cinemaでのイベント開催も決定しました。
　公開初日の24日に倉島颯良さんはじめ早希とその家族を演じたキャストが揃い佐藤智也監督が舞台あいさつをおこなうほか、特殊メイクを担当した江川悦子さんらスタッフ・キャストや、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭プログラムディレクターで映画評論家の塩田時敏さん、ドラァグクイーンで美術家のヴィヴィアン佐藤さんらゲストと佐藤監督に寄るアフタートークを連日開催。倉島颯良さんは30日のアフタートークにも出演します。

　上映時間42分の短編ながら、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭２０２２で審査員長をつとめた映画監督・脚本家・俳優の佐藤佐吉さんが「驚いた。傑作すぎる。42分という時間の中にゾンビ映画のすべてがつまっていた。 」と評する、２０２２年ならではのゾンビ映画『DEAD OR ZOMBIE　ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』は、９月24日土曜日より新宿K's cinemaにて公開、ほか全国順次公開されます。

『DEAD OR ZOMBIE　ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』ストーリー

ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。女子高生の早希（倉島颯良）は、ゾンビとなった家族を世話するために隔離地域に残り、あまり危険ではないサバイバルを繰り広げる。ゾンビ発生前には不登校になり、家族との関係がぎくしゃくしていた早希にとって、それは新しい生活だった。