映画やドラマ、舞台で幅広く活動する女優で映画監督の辻凪子さんと関西を拠点に活動する活動写真弁士・大森くみこさんが令和の時代に送り出す活弁付き新作無声映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』の公開日が決定し、ポスターヴィジュアルと予告編が解禁されました。
『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』は、ピザ屋でアルバイトする女性・ジャムが、ある日突然、全銀河の運命を託されて、コミカルな仲間たちとともに冒険を繰り広げる奇想天外なファンタジー。かつて映画に音声がなかった時代、無声映画に生演奏の音楽と弁士の語りを合わせて上映した「活弁映画」のスタイルで制作されています。
監督・主演の二役をつとめた辻凪子さんは、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科俳優コース在学中より『誰もわかってくれない』(2015年/松本大志監督)に主演するなど数多くの映画に出演、現在は映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する新進女優であると同時に、大学在学中より監督としても映画に携わり、2017年にはその後『ベイビーわるきゅーれ』(2021年)で注目される阪元裕吾監督と共同で短編『ぱん。』を監督して国内外で高く評価されるなど、コンスタントに作品を送り出す映画監督でもあります。
女優・監督として着実にキャリアを重ねる辻さんが、学生時代に感銘を受けた「活弁映画」を令和に蘇らせるべく、関西を拠点に活動写真弁士として活動する大森くみこさんとタッグを組んで送り出すのが『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』。
辻さんが所属する劇団間座の座長である間寛平さんがジャムが大好きなお爺ちゃんを演じ、塚地武雅さんがピザ屋店長とピザの惑星の王様の二役を演じるなど、ユニークなキャストが集まっています。
このほど、辻さんとゆかりの深い京都の京都みなみ会館での先行公開日が11月25日金曜日に、東京・ポレポレ東中野での公開日が12月3日土曜日にそれぞれ決定。
公開日決定にあわせて解禁されたポスターヴィジュアルは、辻さん演じる主人公・ジャムを中心にキャラクターたちがイラストで描かれたポップな印象のもの。
そして予告編は「活弁とは」の解説からスタートし、軽快な語りとピアノ演奏に乗せてピザ屋でバイトする主人公・ジャムとコミカルな仲間たちが思わぬ状況の中で繰り広げる冒険が描かれていきます。