中央大学学員会とガチンコ・フィルムによる映画プロジェクトが送り出す長編『MOON and GOLDFISH』の製作が現在進んでおり、特報映像とダブル主演の平井亜門さんと峰平朔良さんのコメントが解禁されました。
「キミハルシネマ」長編第一弾『MOON and GOLDFISH』特報解禁 主演は平井亜門さんと峰平朔良さん
中央大学の卒業生で構成される中央大学学員会は、ブランディング活動の一環として映像プロジェクト「キミハルシネマ」を主催。インディペンデント映画を中心に製作や配給などをおこなうガチンコ・フィルムのサポートのもと、若手監督の作品制作支援や2020年より映画祭「キミハルシネマ/フェスティバル」を開催するなどの活動を展開しています。
これまでに野本梢監督『アルム』(2020年)、小野篤史監督『僕は大丈夫』(2020年)、四海兄弟監督『今を憂う君も春になれば』(2019年)など、短編作品の製作支援をおこなってきた「キミハルシネマ」が本格始動。長編映画第一弾として『MOON and GOLDFISH』を送り出します。
『アルプススタンドのはしの方』(2020年/城定秀夫監督)『神田川のふたり』(2021年/いまおかしんじ監督)など話題作への出演が続く平井亜門(ひらい・あもん)さん、短編『アカリとマキコ』(2020年/吉田岳男監督)でTOKYO青春映画祭2021最優秀助演賞を受賞したほかマイクロソフト・Windows11CMなどに出演する峰平朔良(みねひら・さくら)さんと、いま注目の若手俳優ふたりが主演。
そのほか、短編『ラムネ☆スパークス』(2014年/上村奈帆監督)『あの一瞬とそれ以外全部』(2014年/奥田祐介監督)などの生沼勇さん、『スーパーミキンコリニスタ』(2019年/草場尚也監督)『デリバリー』(2018年/室賀厚監督)などの神林斗聖(かんばやし・ときお)さんら若手俳優陣が参加しています。
主演の平井さんと峰平さんは、次のようにコメントを発表しています。
平井亜門さんコメント
この作品は8月に横浜で撮影されました。いろいろとたいへんなこともありましたが、若い学生スタッフさんたちが朝早くから遅い時間まで直向きに現場を手伝う姿に、元気をもらえました。
スタッフのみなさんと帰りのロケバスの中で年の近い友人のようにアレコレ話している時間も楽しかったです。
峰平朔良さんコメント
この役の抱えるものを理解するのにとても覚悟がいりました。自分の人生では想像つかないようなことを考え、演じることができたのは役者として大変幸せでした。この役に出会えてよかったです。
この作品に対して熱くいてくれたチームのみんなに感謝し、その一員としてこの映画が皆様に届くことを心から願っております。
メガホンをとるのは、第34回東京国際映画祭正式出品作『誰かの花』(2021年/奥田祐介監督)やドキュメンタリー映画『FRIDAY』(2020年/四海兄弟監督)など製作・プロデューサーとして数々の作品に携わってきた飯塚冬酒(いいづか・とうしゅ)監督。
飯塚監督製作総指揮のドキュメンタリー映画『歌と羊と羊飼い』(2021年)『FRIDAY』『ぼくと、彼と』(2019年)で監督をつとめ飯塚監督とタッグを組んできた四海兄弟さんが脚本を担当。ミス日本を目指す女性たちを追ったドキュメンタリー映画『夢こそは、あなたの生きる未来』(2018年/小野篤史監督)の音楽を担当したミュージシャン・シンガーソングライターのゴンドウヒロユキさんが音楽を担当と、飯塚監督が製作などで携わってきた作品に参加してきた才能が集結しています。
解禁された特報は、アコースティックギターと歌声に乗せて映像が流れ、ひとつのイヤホンを分け合う男女の姿が映し出され、映画の内容への興味を膨らませるものとなっています。
『MOON and GOLDFISH』は、11月27日にオンライン開催される中央大学学員のイベント・ホームカミングデーに合わせてオンラインで限定公開され、その後、2023年の劇場公開が予定されています。
意欲的なプロジェクトと期待の若手俳優による作品に期待です。