劇作家・えのもとぐりむさんの朗読劇を木戸邑弥さん主演で映画化した『コインランドリーカタルシス』が2023年1月27日より劇場公開されることが決定し、キーヴィジュアルと予告編などが解禁されました。
「ぐりむの法則」を主宰する劇作家・演出家で、ドラマ脚本や映画脚本協力など幅広く活動するえのものぐりむさんは、2018年より2020年にかけて3作の朗読劇の脚本を執筆。2020年にはえのもとさん自身の総合指揮で「えのもとぐりむ朗読劇 三部作」として東京の赤坂RED/THEATERで上演され好評を博しました。
その朗読劇から、一軒のコインランドリーを舞台に4人の男女が繰り広げる物語『コインランドリーカタルシス』が映画化され劇場公開を迎えます。
朗読劇の実写映像化という意欲的な試みとなる作品で主演をつとめるのは、木戸邑弥(きど・ゆうや)さん。舞台「弱虫ペダル」「ジョーカー・ゲーム」シリーズやドラマ「警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~」「鎌倉殿の13人」などで活躍し、朗読劇三部作の1作「でかける時はいつも」などえのもとぐりむ作品にも出演経験のある木戸さんが、ひとりの女性を愛する「僕」を熱演します。
そしてミステリアスながら等身大の女性「君」を演じるのは、アイドルグループ・NGT48在籍時より映画『サニー/32』(2018年/白石和彌監督)に主演するなど女優として活躍し、卒業後は舞台「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」など舞台や映画・ドラマで活躍し、えのもとぐりむさん作・演出の舞台「アイスベリーバグ」にも出演している北原里英さん。
主人公の「僕」と出会い行動をともにするようになる謎の「男」役には、ドラマ・映画で展開した「HIGH & LOW」シリーズなどで個性を発揮する阿部亮平さん。
舞台となるコインランドリーのオーナーで物語の鍵を握る「女」役には、国内外の映画祭で多くの映画賞を獲得した短編映画『公衆電話』(2018年/松本動監督)に主演するなど映画や舞台で活躍し、えのもとぐりむ作品出演経験もある菅井玲さん。
幅広いフィールドで活躍する実力派の4人が集まりました。
そして「遺留捜査」シリーズなど数々のヒットドラマ演出を手がけ、映像作品「BE HAPPY」でえのもとぐりむさんとタッグを組んでいる長谷川康監督がメガホンをとっています。
解禁されたキーヴィジュアルは、コインランドリーの建物をバックに木戸邑弥さん演じる「僕」と北原里英さん演じる「君」が並んで腰を下ろした写真に「くるくる巡るめくるめく日々うつろう」というコピーがあしらわれたデザイン。
予告編は、4人の登場人物が繰り広げる独特の作品世界が垣間見えるもの。美しい映像にも注目です。