ミスマガジン2018グランプリの沢口愛華さんを主演に『人狼ゲーム』シリーズ原作者の川上亮監督が送る新作『札束と温泉』がクランクアップし、応援プロジェクトのクラウドファンディングがスタートしました。
2013年に第1作が公開され次々に続編が製作された大人気作『人狼ゲーム』シリーズ全作品の原作をつとめ、シリーズ最新作『人狼ゲーム デスゲームの運営人』(2020年)では脚本・監督もつとめた川上亮監督。
同シリーズのほかにも数々のヒット作の原作や脚本を手がけてきた川上監督が、監督として送り出す長編映画第2作が『札束と温泉』です。
主人公は修学旅行で温泉宿にやってきた女子高生。札束の詰まったバッグを見つけた女子高生たちと、札束を取り戻そうとする殺し屋、担任の教師たちが繰り広げるクライム・コメディとなってます。
主演をつとめるのは沢口愛華さん。ミスマガジン2018でグランプリ受賞後グラビアを中心に活躍し、2022年にはドラマ「彼女、お借りします」に出演し女優としても活動する“令和のグラビアクイーン”が映画初主演を飾ります。
さらに、小浜桃奈さん、糸瀬七葉さん、大熊杏優さん、佐藤京さん、星れいらさんと、若い世代に人気でSNSでも多くのフォロワーを持つ女性キャストが集結するのに加え、ミュージカル「テニスの王子様」やドラマ「弱虫ペダル」など数多くの作品で主演をつとめる小越勇輝さんが出演。星さんと小越さんは『人狼ゲーム デスゲームの管理人』に続いての川上亮監督作品出演となります。
このほど、日本有数の温泉地として知られる大分県別府市でのロケ撮影が終了し、沢口愛華さんはじめキャスト7人の現場スチール、キャストと川上監督のコメントが公開されました。
高梨リサ役:沢口愛華さんコメント
「高梨リサは自分と似ている。」と台本に初めて目を通したときに思いました。
「高梨リサ、という女の子の正義ってなんだろう。」と台本を何度も捲りました。
初めて共演者の方と顔を合わせ、読み合わせをした時、リサは孤独なような気がしました。
私も孤独を感じました。
台本を読めば読むほどリサから離れていっているような気がして、
一定の距離までは近づけるのにリサの周りには硬い膜が覆われていて触れることさえ出来なくて。
でもひかるや恵麻、美宇はその硬い膜を温かい手で溶かしてくれて、綾乃さんや遥さんは大らかな心で支えてくれました。
そのおかげで私はリサの正義を受け入れられるようになりました。
「大切な人が傷ついているのを見たくない。」
だから臆病で、自分を大切にする方法を知らない、ちょっと不器用な普通の女の子。
私も普通の女の子だと、リサが気づかせてくれました。”