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日本ホラー映画大賞受賞作を下津優太監督自ら長編化 古川琴音さん主演『みなに幸あれ』予告編解禁!

記事写真

解禁された『みなに幸あれ』キーヴィジュアル ©2023「みなに幸あれ」製作委員会(※クリックで拡大します)

 第1回日本ホラー映画大賞受賞作を古川琴音さんの主演で長編化した下津優太監督『みなに幸あれ』が2024年1月19日に公開されることが決定し、キーヴィジュアルと予告編が解禁されました。

 新たなホラー映画作家の発掘を目的としたKADOKAWA主催「日本ホラー映画大賞」は2021年にスタート。日本唯一のホラーにジャンルを絞った映画コンペティションには気鋭のクリエイターから多くの作品が寄せられました。
 その記念すべき第1回大賞受賞作となった短編を、受賞監督の下津優太監督が自らリメイクしたのが、長編『みなに幸あれ』。祖父母に会いに田舎を訪れた学生がどこかで違和感を覚えていくというストーリーはそのままに、よりスケールアップした恐怖が描かれていきます。

 主演をつとめるのは『偶然と想像』(2021年/濱口竜介監督)『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年/三木孝浩監督)などさまざまな作品に出演する古川琴音さん。たしかな演技力で多くの監督から信頼を集める若手俳優が、初めてホラーに挑んでいます。

 そして、日本を代表するホラー映画監督のひとりであり「第1回日本ホラー映画大賞」選考委員長をつとめた清水崇さんが総合プロデュースをつとめ、劇場長編デビューとなる下津監督をサポート。
 やはり同賞の選考委員をつとめた小出祐介さんが率いるバンド・Base Ball Bearが書き下ろした「Endless Etude」が主題歌となっています。

 解禁された待望の予告編は、祖父母の住む田舎を訪れた主人公の周りで起こる、どこか違和感を覚える出来事が立て続けに描かれ「幸せの本質とは」という思わせぶりなコピーに続いては、畳み掛けるように衝撃的な映像が。最後は古川琴音さん演じる主人公の「笑顔」で終わるという、映画本編への期待を高める映像。
 同時に解禁されたキーヴィジュアルも、大きく配された主人公の表情が不穏さを抱かせるものとなっています。

【『みなに幸あれ』予告編】

 日本国内での公開に先駆け、すでに海外の映画祭で上映されている『みなに幸あれ』には、数々の絶賛の声が寄せられています。

韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭(最優秀アジア映画賞受賞)評

強力なストーリー、独創的なアイデア、ダークユーモア、田舎暮らしという要素が、暗いホラー映画のレシピを完璧に完成させている。

イタリア・Monsters Taranto Horror Film Festival(最優秀監督賞受賞)評

コントロールされた演出力をもつ下津優太は、Jホラーの伝統を受け継ぐにふさわしい監督である。

 1990年生まれでまさに新世代のホラー映画作家といえる下津優太監督が「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という、人間の根源的な命題ともいえるテーマに挑み「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる」という得体の知れない恐怖を描いていく『みなに幸あれ』は、2024年1月19日金曜日ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次公開。
 邦画ホラーの新たな扉を開く作品に注目です。

『みなに幸あれ』ストーリー

看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。
ポスター

みなに幸あれ

  • 古川琴音 松大航也

  • 原案・監督:下津優太
  • 総合プロデュース:清水崇
  • 脚本:角田ルミ
  • 音楽:香田悠真
  • 主題歌:Base Ball Bear「Endless Etude (BEST WISHES TO ALL ver.)」
  • 製作:菊池剛/五十嵐淳之
  • 企画:工藤大丈
  • プロデューサー:小林剛/中林千賀子/下田桃子
  • 助監督:毛利安孝/川松尚良
  • 統括:古賀芳彦
  • 撮影:岩渕隆斗
  • 照明:中嶋裕人
  • 録音:紙谷英司
  • 美術:松本慎太朗
  • スタイリスト:上野圭助
  • メイク:木戸友子
  • CG:橘剛史
  • 製作:KADOKAWA/ムービーウォーカー/PEEK A BOO 
  • 制作プロダクション:ブースタープロジェクト
  • 配給:KADOKAWA

2024年1月19日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国順次公開

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