日本映画専門情報サイト:fjmovie.com

fjmovie.comトップページニュース一覧>芸能活動20周年を迎えた俳優・小原徳子さんの特集上映「小原徳子映画祭」3月に横浜で開催

芸能活動20周年を迎えた俳優・小原徳子さんの特集上映「小原徳子映画祭」3月に横浜で開催

記事写真

開催が発表された「小原徳子映画祭」緊急ポスターヴィジュアル(※クリックで拡大します)

 俳優・小原徳子さんの芸能活動20周年を記念した特集上映「小原徳子映画祭」が2024年3月20日より24日まで神奈川の横浜シネマノヴェチェントで開催されることが発表され、緊急ポスターヴィジュアルが解禁。また、映画監督・小説家の鶴田法男さんが開催に向けコメントを寄せています。

 1988年生まれの小原徳子(こはら・のりこ)さんは2003年に「木嶋のりこ」として芸能活動を開始。グラビアなどで活躍しつつ2006年に初の映画出演を果たすと着実に俳優としてのキャリアを重ね、さまざまなジャンルの作品で天真爛漫さと憂いを同時に感じさせるような独特の魅力を発揮してきました。
 2018年に現在の名前「小原徳子」へ改名後も精力的に演技のフィールドで活躍し、近年は『幸福な囚人』(2019年/天野友二朗監督)『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年/行定勲監督)『わたしの魔境』(2023年/天野友二朗監督)『卍』(2023年/井土紀州監督)など、メジャー・インディーズを問わず幅広い役柄を演じています。
 また、芸能生活20周年を迎えた今年2023年には、初の脚本作で主演もつとめた『いずれあなたが知る話』(2023年/古澤健監督)が劇場公開され、東京の下北沢トリウッドで5日間連続満席を記録するなど話題を集めました。

 脚本家デビューも果たし、より幅広い「表現者」としての小原さんの活動が注目される中、横浜のミニシアター・シネマノヴェチェントで特集上映「小原徳子映画祭」が開催されます。
 開催期間中の3月22日は小原さんの誕生日であり、表現者として新たなステージを歩みはじめた小原さんの《新たな1年目》を迎えるタイミングでの開催。
 これまでの出演作品を通して小原さんの表現活動の軌跡を振り返り企画となっており、上映作品は未発表ながら、劇場では数度しか上映されていない貴重な作品も含まれたラインナップとなる予定で、小原さんのファンはもちろん、広く映画ファンに見逃せない企画となること必至です。

 開催発表に合わせて緊急ポスターヴィジュアルが解禁。ポスターヴィジュアルはカメラを手にした小原さんが写真の中からこちらを見つめ返し、さらにガラスに反射した小原さんは不思議な微笑みを浮かべているというデザイン。俳優であり映画作家としての活動もおこなう小原さんが持つ、さまざまな「二面性」を象徴するようなポスターとなっています。

 さらに、数々のホラー作品で知られる映画監督・小説家で小原さんの出演作のひとつ『Z~ゼット~果てなき希望』(2014年)のメガホンをとった鶴田法男さんが開催を記念したコメントを発表。「現在は映画作家としても活躍する小原徳子のポテンシャルの高さをこの特集上映で体感してもらいたい。」と呼びかけています。

映画監督・小説家:鶴田法男さん「小原徳子映画祭」開催記念コメント

『アイアムアヒーロー』も『君と世界が終わる日に』も無かった10年前、相原コージ氏の優れた漫画を原作に本格的日本製ゾンビ映画を目指して完成させた自信作『Z-ゼット- 果てなき希望』。
単にゾンビの恐怖を描くだけでなく、どんな極限状態でも「希望」を持つことの尊さを伝えた本作は、「猛威をふるった新型コロナ」や「新しい戦前」と言われる今こそ観てもらいたい作品だ。
特に、「希望」と書いて「のぞみ」と読む赤子を抱いて、凜としてビルの屋上に立つ女子高生あかりに扮した小原徳子(旧名・木嶋のりこ)の神々しさはスクリーンでこそ映える。
現在は映画作家としても活躍する小原徳子のポテンシャルの高さをこの特集上映で体感してもらいたい。

 過去の出演作でその活動の軌跡を振り返ることで、表現者・小原徳子さんの現在や将来もが見えてくるであろう特集上映「小原徳子映画祭」は、2024年3月20日水曜日(祝日)より3月24日日曜日まで5日間にわたり開催。
 上映作品など、今後の新たな情報にも期待です。

記事写真

2024年3月に特集上映「小原徳子映画祭」が開催される小原徳子さん

 小原徳子映画祭

  • 開催日程:2024年3月20日(水・祝)~24日(日)
  • 会場:シネマノヴェチェント 〒220-0051 神奈川県横浜市西区中央2丁目1−8 エスプラスビル

スポンサーリンク