『きさらぎ駅』『リゾートバイト』などホラーでヒット作を連発する永江二朗監督が全編FPS(一人称視点)で送る体感型ホラー映画『FPS』が、3月29日よりイオンシネマ板橋、イオンシネマ海老名で公開されることが発表されました。両劇場での公開記念舞台あいさつも決定しています。
全編FPSの“超実験的アトラクションホラー”誕生! 永江二朗監督『FPS』3月29日公開
FPSとはFirst-person shooterの略で、一人称視点によるシューティングゲームのこと。ゲームのプレイヤー自身がゲームの世界に入り込んだような臨場感と没入感を生み出す手法で、ゲームに留まらず映像作品でも使われるようになっています。
カルトな人気を誇る「心霊写真部」シリーズや、ネット発怪談を映画化した『きさらぎ駅』(2022年)『リゾートバイト』(2023年)など、斬新な発想のホラー映画を次々と生み出す永江二朗監督も、スマッシュヒットを記録した『きさらぎ駅』でFPSを取り入れ、観客に新たな興奮を与えました。
その永江二朗監督が、全編FPSという大胆な手法で挑んだのが『FPS』! 荒れ果てた建物に閉じ込められた主人公の体験する恐怖を描くこの作品は、観客が映画の中に入り込むような臨場感と緊迫感と、息をもつかせぬ展開、画面に散りばめられた数々の不気味な仕掛けにより、60分間を疾走する“超実験的アトラクションホラー”と呼ぶべき作品となっています。
主演をつとめるのは、舞台などで活躍する道本成美さん。『きさらぎ駅』のFPS撮影にも関わっていた道本さんが、今回は主演として観客を恐怖の世界へと誘います。
さらに、舞台の作・演出なども手がける泉知束(いずみ・ともちか)さん、映画監督としても注目される米澤成美さん、インディーズ作品を中心に多くの作品に出演する南久松真奈(みなみひさまつ・まな)さん、映画やテレビドラマ・舞台など幅広く活躍する岩永ひひおさんと、実力派俳優たちが顔を揃えています。
予告編では、FPSによる、まるで観客自身が主人公となって体験をしてるような感覚の一端が味わえます。場面写真も、窓に反射する主人公自身の姿や閉ざされた空間で出会う人々、そして怪しい影など、作品への想像を駆り立てるカットが揃っています。
この新感覚ホラーが、永江監督の出身地・兵庫県や主演の道本さんの出身地・宮崎県での先行上映を経て、いよいよ東京のイオンシネマ板橋、神奈川のイオンシネマ海老名で3月29日金曜日より公開。30日土曜日にはイオンシネマ板橋、31日日曜日にはイオンシネマ海老名で、それぞれ公開記念舞台あいさつも開催されます。
舞台あいさつの詳細な情報は、作品の公式X(旧ツイッター)アカウントで今後発表されます。
新たなホラー映画の旗手による新時代のホラー映画を、ぜひ「体験」しましょう!
『FPS』ストーリー
異世界の扉を開いてしまった主人公は、荒廃した大きな建物に閉じ込められてしまう。その空間は、ある怪物が支配する、外に出ることも、死ぬことも許されない、まさに無間地獄だった...。
FPS
- 道本成美 泉知束 米澤成美 南久松真奈 / 岩永ひひお
- 監督・脚本:永江二朗
- 製作・配給:キャンター
- 配給協力:イオンエンターテイメント
- 上映時間60分
2024年3月29日(金)より イオンシネマ板橋、イオンシネマ海老名 にて公開