小説投稿サイト連載の小説を坪根悠仁さん、花音さん、髙石あかりさんらの出演で神谷正智監督が実写映画化した『正しいアイコラの作り方』が2月10日に公開されるのを記念して、神谷監督の前作『階段下は××する場所である』が、期間限定無料配信されています。
2月10日より公開となる『正しいアイコラの作り方』は、数々のヒット小説を生み出している巨大小説投稿サイト「小説家になろう」に2014年に掲載された水月一人さんの同名小説が原作。
河原にエロ本を拾いに行った男子高校生が、夜中に見かけた幼なじみの美少女。やがて不審な死体発見のニュースが流れ、幼なじみは突然、引っ越して姿を消し……。
悶々としたものを抱える男子高校生とふたりの少女が織りなす恋愛を交えた人間模様と、ある事件を巡る謎が、コミカルでオフビートなミステリータッチで描かれていきます。
『正しいアイコラの作り方』より。坪根悠仁さん演じる主人公・富岳三郎
主人公の男子高校生・富岳三郎(とみたけ・さぶろう)を演じるのは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身でドラマや映画で活躍する坪根悠仁(つぼね・ゆうと)さん。
三郎の幼なじみでローカルアイドルとして活躍する美少女・谷川あさひ役には、ロサンゼルス出身でファッションモデルとしてデビュー後、ドラマなど幅広く活動の場を広げる花音(かのん)さん。
三郎に好意を持ってつきまとうド派手メイクなギャルの劔鈴(つるぎ・りん)役には、主演作『ベイビーわるきゅーれ』(2021年/阪元裕吾監督)など出演作が続々と公開されている髙石あかりさん。
注目の若手俳優が顔を揃え、ちょっと奇妙な日々を送る高校生たちをスクリーンに息づかせています。
このほど無料配信されている『階段下は××する場所である』は、羽野ゆずさんによる同名小説を神谷監督が映画化し2021年に劇場公開された長編作品。
『正しいアイコラの作り方』と同じく「小説家になろう」作品の映画化で、クールな美少女の高校3年生・雷宮光(らいきゅう・ひかる)と後輩男子・水無月日向(みなづき・ひなた)のふたりが、周囲で起こる小さな事件を解決していく青春ミステリーです。
無料配信はYouTubeでおこなわれており、2月9日23時59分までの期間限定となっています。
いずれも「小説家になろう」作品では異色と言える高校生の恋愛×青春×ミステリーを、山形県を舞台に映像化した『階段下は××する場所である』と『正しいアイコラの作り方』。
未鑑賞の方もこの無料配信を機会に神谷監督作品に触れ、劇場でさらに深く神谷ワールドに足を踏み入れてみては?
『正しいアイコラの作り方』は、2月10日土曜日より東京の池袋シネマ・ロサにて公開。以降、全国順次公開されます。
『階段下は××する場所である』ストーリー
雷宮光は交際を申し込んだ後輩男子・水無月日向を追い回している最中、特別棟の階段下で男子生徒2人が倒れているのを目撃する。
しかしその場に居合わせたものは誰一人として犯人らしき人物を目撃していなかった。
どこにも逃げ場がなかった状況で犯人はどのように誰にも見られることなく逃走したのか?
探偵役となった日向は事件の真相に迫る。