沖縄のコザを舞台にママさんバンドの奮闘を描き沖縄で大ヒットした中川陽介監督の“うちなーミュージックエンターテイメント”『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』が4月12日より東京のアップリンク吉祥寺ほか拡大公開されることが決定し、全国版ポスターと特報映像が解禁されました。
沖縄で大ヒットの音楽エンターテイメント『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』4月全国公開
『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』は、かつて米軍のアフロアメリカンたちで賑わい、R&B(リズムアンドブルース)などのブラックミュージックが流れる繁華街だった沖縄市照屋(以前はコザ市照屋区)の銀天街が舞台。
高校生だった20年前にR&Bバンド・銀天ガールズを組んで一世を風靡した、現在はアラフォーの女性4人が、銀天街の街おこしを目指してバンドを再結成。不況や子どもたちの貧困などの現実に直面しながら、街を輝かせようとする姿が描かれていきます。
主人公であるママさんバンド・銀天ガールズ改め銀天ママサンズのメンバーを演じるのは、キーボード担当の金城ななえ役に上門みきさん、ベース担当の嘉数リカ役に畠山尚子さんと、沖縄演劇界で活躍するふたりに加え、ドラム担当の宮城真澄役にはプロのドラマーとして活動している新垣美竹さん、ボーカルの上原由起子役には「大丈夫」などの曲で知られるシンガーソングライターのjimamaさんと、現役ミュージシャンを起用。実感あふれる演奏シーンが実現しています。
そのほか、真澄の夫・信幸役にジョーイ大鵞(ジョーイ・たいが)さん、由起子の母・涼子役に山内千草さん、りかの夫・博役に田島龍さんと、沖縄で活動する俳優陣が出演。さらに仲座健太さん、お笑いコンビ・キャン×キャンのゆっきーさん、Kジャージさんというお笑い勢、元りんけんバンドでタレントの玉城満さん、ミュージシャンのジョニー宜野湾さんと、沖縄エンターテイメント界から多彩なメンバーが集まりました。
メガホンをとったのは『青い魚』(1999年)『Departure』(2000年)『真昼ノ星空』(2004年)など沖縄撮影の映画でベルリン映画祭はじめ海外の映画祭で高評価を得てこれが『群青 愛が沈んだ海の色』(2009年)以来14年ぶりの監督作となる中川陽介監督。
映画で重要な役割を持つ音楽は『Fiire! ファイアー』(2002年)以降の中川監督作品の音楽を担当する盟友であり、アニメ「ARIA」シリーズの音楽や音楽グループ・ショーロクラブでの活動しても知られる沢田穣治さんが担当しています。
沖縄では昨年2023年10月に公開され、一部劇場では8週間のロングランを記録するなど大ヒットを記録した『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』が、4月12日金曜日より東京のアップリンク吉祥寺ほか全国公開が決定。
全国公開決定に合わせて解禁された全国版ポスターは、コザの街に銀天ママサンズの4人が立つ写真を大きく使ったデザイン。
特報は、4人の演奏シーンをはじめ、ストーリーを予感させる場面が映し出されていきます。
ノスタルジックな“R&Bの聖地”を舞台に、沖縄の現実を見つめつつ、バンド活動でかつての夢を追う女性たちの姿が魂を揺さぶる音楽映画『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』は、4月12日金曜日より東京のアップリンク吉祥寺ほか全国公開されます。
『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』ストーリー
高校時代に大人気を博したR&Bバンド『銀天ガールズ』。
20年を経て、それぞれ家庭をもつアラフォー世代となったメンバー4人が、地元の沖縄・コザの商店街「銀天街」の街おこしを目指して再結成!
街の不況や子供たちの貧困など、さまざまな事情を抱えながらも、青春と人生を取り戻し、コザの街を再び輝かせるべく、バンド活動で再起をかけることになるが..