人気の猫マンガを上村奈帆監督のメガホンで実写映画化した『三日月とネコ』が5月24日に公開されるのを前に、メインヴィジュアルと予告編、場面写真が解禁されました。
『三日月とネコ』は、雑誌「anan」が選ぶ「第1回猫マンガ大賞」を受賞したウオズミアミさんによる同名コミックの実写映画化。
書店で働くの40代おひとり様女性の戸馳灯 (とばせ・あかり)、30代女性精神科医の三角鹿乃子(みすみ・かのこ)、20代アパレルショプ勤務の男性・波多浦仁 (はたうら・じん)、年齢も仕事もまちまちで家族でも恋人でもない、猫好きという共通点で知り合った「迷えるオトナ」3人の共同生活が描かれていきます。
灯役には安達祐実さん、鹿乃子役に倉科カナさん、仁役に渡邊圭祐さんと、役と同様に各年代の俳優3人がトリプル主演。
そして、鹿乃子と親しくなる小説家の網田すみ江(おうだすみえ)を小林聡美さん、灯と知り合うバツイチの編集者・長浜一生(ながはま・いっせい)を山中崇さん、仁が出会う牛丸つぐみ役に石川瑠華さんがそれぞれ演じるほか、柾木玲弥さん、日高七海さん、小島藤子さんと、川上麻衣子さんが共演しています。
メガホンをとったのは、劇場公開作『書くが、まま』(2018年)『僕の一番好きだった人』(2020年)やテレビドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法」(2023年)の監督をつとめるほか、『ばぁちゃんロード』(2018年/篠原哲雄監督)『市子』(2023年/戸田彬弘監督)で脚本家としても活躍する、上村奈帆監督。本作で商業長編監督デビューを飾ります。
解禁された予告編は、帰宅する灯を待つ愛らしい猫の姿で幕を開け、灯、鹿乃子、仁の和やかな共同生活の様子と、その中で3人が覗かせる胸の内、そして3人それぞれの出会いがもたらす変化が描かれていきます。