全国で拡大公開が続いている松本卓也監督の新作長編『ラフラフダイ』『あっちこっち じゃあにー』が、名古屋のシアターカフェで５月18日より７日間にわたりアンコール上映されることが決定し、名古屋のエンターテイメント界から応援コメントが寄せられています。

　『ラフラフダイ』『あっちこっち じゃあにー』は、松本卓也監督が率いる映画制作チーム・シネマ健康会による長編作品。
　『ラフラフダイ』は、笑いながら突然死する奇病が蔓延し笑うことが禁止された世界で、山奥の施設に集まって暮らす感情を捨てられなかった人々の物語。
　『あっちこっち じゃあにー』は、コンビ解散後ピンで活躍するお笑い芸人と６歳の女の子のキャンピングカーでの旅を描いたロードムービー。
　『ラフラフダイ』は２０２３年４月に、『あっちこっち じゃあにー』は２０２３年11月にそれぞれ東京で公開されたのち、各地でじわじわと拡大上映が続いています。

　名古屋では４月13日に始まったシネマスコーレでの１週間にわたる上映が好評のうちに幕を閉じて間もない中、早くもアンコール上映が決定しました。
　アンコール上映は、シアターカフェへと会場を移し、５月18日土曜日より26日まで、定休日の21日と22日を除く７日間にわたり上映されます。

　アンコール上映決定にあたり、名古屋エンターテイメント界から作品に寄せられた称賛のコメントが公開されました。
　ガールズエレクトリックポップグループ・HATEandTEARS（ヘイトアンドティアーズ）のKayoさんが『ラフラフダイ』について「冒頭で描かれていた笑いのない世界は、今朝の通勤時間の電車の中の様で、むしろ身近に感じた。」、お笑い芸人のレンガホリオさんが『あっちこっち じゃあにー』について「これは全てのうまくいってない大人の為の映画、いや、これは俺の為の映画だー(泣)」とコメントするなど、名古屋を拠点にアイドル・お笑いそれぞれのフィールドで活躍するエンターテイナーたちが、各々の視点で作品の魅力を語っています。
（各コメントはクリックで拡大します）

　深遠なテーマを笑いや涙を交えた独特のライトなタッチで描く松本卓也監督作品。名古屋での上映だけでなく、今後の展開も楽しみです。

『ラフラフダイ』ストーリー

笑いながら突然死してしまう奇病「笑い死に」が全世界で拡大。
人々は感染を恐れ、笑う事を禁止する。
感情を殺す薬を飲み、心を失った世界で、自由に生きることを選んだ人々がいた。

『あっちこっち じゃあにー』ストーリー

お笑いコンビを解散してピン芸人となった末松。後輩芸人からも面白くないといじられ、売れる気配は一向にない。 ヘッドフォンで音楽を聴きながら、孤独に生きる日々。そんな時に6歳の女の子 加奈と出会い、動画配信の手伝いをしてもらう事になる。 やがて末松は、遠方に住む加奈の父に会いに行くことを交換条件に、加奈に旅の動画撮影の同行をお願いする。 大人と子ども、奇妙な二人の旅が始まる―