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ミスマガジン2023受賞者出演の木村聡志監督新作『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』来春公開

 『階段の先には踊り場がある』『違う惑星の変な恋人』などの木村聡志監督の最新作で、ミスマガジン2023受賞者6名がメインキャストをつとめる『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』(2025年春公開予定)の製作が決定し、製作支援のクラウドファンディングが6月20日にスタートします。

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発表された『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』メインキャスト6名。上段左より、今森茉耶さん、松田実桜さん、西尾希美さん。下段左より、一ノ瀬瑠菜さん、加藤綾乃さん、吉井しえるさん。そして「?」の代々木ジョニー役は果たして……?

 初長編監督作『恋愛依存症の女』(2018年)がインディーズながら大きな話題となり、『階段の先には踊り場がある』(2021年)で商業監督デビュー、今年2024年は第36回東京国際映画祭アジアの未来部門出品作である『違う惑星の変な恋人』と『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』の長編2作品が相次いで劇場公開されている新鋭・木村聡志監督。
 その最新作となる『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』は、主人公のちょっと変わった男子高校生・代々木ジョニーが、6人の女の子たちと屁理屈な会話を重ねていく木村監督らしい恋愛群像劇であると同時に、なんと木村監督が「スポ根青春映画」的なテーマにも挑戦。そのスポ根要素の舞台となる部活は映画に登場するのは珍しいスカッシュ部と、一捻りがあるのも注目です。

 そしてこの作品は『グリーンバレット』(2022年/阪元裕吾監督)、『さよならエリュマントス』(2023年/大野大輔監督)に続く、歴史あるミスコンテスト「ミスマガジン」の受賞者が出演する映画企画プロジェクトの最新作でもあり、ミスマガジン2023グランプリの今森茉耶(いまもり・まや)さん、ミスヤングマガジン賞の松田実桜(まつだ・みお)さん、ミス週刊少年マガジン賞の西尾希美(にしお・のぞみ)さん、読者特別賞の一ノ瀬瑠菜(いちのせ・るな)さん、審査員特別賞の加藤綾乃(かとう・あやの)さん、同じく審査員特別賞の吉井しえるさんの、ミスマガジン2023受賞者6名がメインキャストとして出演。キャスト未発表の主人公・代々木ジョニーとともに物語を紡ぐキャラクターを演じます。

 製作発表に合わせて、メインキャストのミスマガジン2023受賞者6名と木村聡志監督が次のようにコメントを発表しています。

ミスマガジン2023グランプリ:今森茉耶さんコメント

ミスマガを受賞してから1年、ミスマガジン2023のみんなでグラビアの活動やラジオの活動、楽曲披露、今回は映画の撮影といった沢山の貴重な経験をさせていただけて、本当に嬉しいです。
今回は映画の撮影ということで、6人みんな演技をします。
台本を見ると、演じるのが難しそうなキャラクターだったり、その人っぽいキャラクターだったり、個性のある感じが面白くて実際に撮影するのが楽しみです。
私はミスマガジンを受賞してから演技のレッスンやお仕事を頑張っています。
本当に難しくて、レッスンもお仕事も毎回すごく緊張するんですけど、今回は仲良しな6人での撮影なので楽しく頑張れたらいいなと思います!

ミスヤングマガジン賞:松田実桜さんコメント

これからミスマガ2023のみんなと一緒に映画撮影できることがすごく嬉しいです。今からわくわく、そわそわしています。
同世代のみんなとだからこそ作り上げれるような、唯一無二の素敵な作品にしたいです。
私たちも撮影に向けて精一杯頑張るので応援して頂けると嬉しいです!

ミス少年マガジン賞:西尾希美さんコメント

ミスマガジン2023のみんなでひとつの作品をつくれることがとても嬉しいです。
私にとってはじめての映画なので、今からすごく緊張していますが、それ以上に自分自身が映画をつくる側の一員になれるということのワクワクと楽しみ気持ちがいっぱいです。素敵な作品にできるよう、真剣にお芝居と役に向き合っていきます。よろしくお願いします!

読者特別賞:一ノ瀬瑠菜さんコメント

久しぶりの映画撮影なので、とても楽しみです。
台本を頂いて何度も何度も読みました。
演じる役をどうしたら魅力的にできるかを、撮影当日まで考えて行きたいと思います。
6人で絶対に素敵な作品を作り上げたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

審査員特別賞:加藤綾乃さんコメント

今回の映画作品での初めての演技になるので、台本をいただいた今、とてもワクワク・ドキドキしています!
特に私が演じる役が不良少女のような役になるので演じてみたかった役柄にもなるので嬉しいです。
グラビアで見せる私の姿と今回映画の作品で見せる私のギャップを楽しんでもらえたり、演技の幅を広げられるように精一杯頑張ります!

審査員特別賞:吉井しえるさんコメント

この度、デコ役を演じさせていただきます。
私にとって初めての映画主演です!
デコはスカッシュ部の熱血新入部員ということで、部活に熱血だった中高生時代の自分を思い出します。スカッシュが大好きで全力になれる デコを全力で演じたいと思います!
そして、大好きなミスマガジン2023のメンバーとつくる映画。
何年後に観ても楽しめる作品になるよう、監督やキャスト、スタッフの皆さんと素敵なものをつくりたいです。精一杯頑張ります!よろしくお願いします!

木村聡志監督コメント

この度こちらの企画の監督を務めることになりました木村聡志です。
この映画に登場するキャラクターたちは今時でありながら、どこか懐かしく、そして少し変わった魅力を持つ人たちになっています。
それは出演者の皆様自身が持つ魅力ともそのまま符合するかと思います。
10代の瑞々しさや儚さや鮮やかさを掬い取って画面に映る彼女たちの輝きが永遠になるように精一杯、撮影に挑みたいと思います。
脚本も今までで一番面白い物が書けたと自負してるのでたぶん面白い映画になると思います。

 気鋭の監督と、現在16~18歳で今後の活躍も楽しみな受賞者6名の顔合わせに期待も高まる本作の、製作支援サポーターを募るクラウドファンディングが、6月20日木曜日18時よりスタートします。
 クラウドファンディングは豊富な実績を持つクラウドファンディングプラットフォーム・Motion Galleryで実施され、完成披露試写会招待や、クラウドファンディング限定のメイキング映像、サイン入り台本・ポスター、撮影で使用する小道具のスカッシュラケットにサインを入れて進呈など、豪華なリターン特典が用意されています。

『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』製作支援サポーター募集クラウドファンディング

 コメントにもあるように、メインキャスト6名は演技未経験者も多く、木村監督の作り出す世界で彼女たちがどんなキャラクターを演じ、どんな演技を見せてくれるのか期待が膨らみます。
 物語には、一癖も二癖もある登場人物たちが続々と登場。また『階段の先には踊り場がある』の登場人物のひとりが『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』で主人公になっているように、作品を越えて同じキャラクターが登場するのも木村監督作品の特徴のひとつ。今回は、過去作のキャラクターが登場するのか、果たして……?
 一筋縄ではいかない厄介系青春群像劇『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』は、2025年春に都内劇場ほか全国順次公開予定。現在は未発表となっている主演キャストをはじめ、今後の新たな情報が楽しみです。

『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』作品概要

ちょっと変わった高校生男子・代々木ジョニーは、気の強い今カノを怒らせてしまったり、スカッシュ部のクセ強メンバーたちと部室でずっと喋っていたり、引きこもり生活中の幼なじみに会ったり、マイペースな放課後を送っている。しかし、スカッシュ部の熱血新人部員の入部によりちゃんと練習するようになり、ワケありで田舎から東京に来て近所の古本屋のバイトとして働いている女の子と出会い、惹かれ合ったり。恋愛に友情に部活に、少しずつジョニーの日常は変化していく。そんな中、スカッシュ部の団体戦の日が近づいて来て…。

代々木ジョニーの憂鬱な放課後

  • 代々木ジョニー役(後日発表) 今森茉耶 松田実桜 西尾希美 一ノ瀬瑠菜 加藤綾乃 吉井しえる ほか

  • 監督・脚本 :木村聡志
  • 製作:『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』製作委員会
  • 制作プロダクション:レオーネ
  • 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
  • 企画協力:ヤングマガジン編集部

2025年春 都内劇場ほか全国順次公開予定

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