東京での上映が延長を重ねアンコール上映もおこなわれる盛況となった青春映画『あとがき』が、12月14日より名古屋のTheater Cafeで名古屋初上映されることが発表されました。
『あとがき』は、短編『僕とぼくのカノジョ』(2021年)でさぬき映画祭2021ショートムービーコンペティショングランプリを受賞している1991年生まれの新鋭・玉木慧(たまき・けい)監督の初の長編監督作。
玉木監督の友人である「路上で一人芝居をする役者」と「吃音を持つバンドマン」をモデルにした物語で、ふたりの若者の8年間が、東京の下北沢を舞台に描かれていきます。
路上で一人芝居をしながら俳優への夢を追う主人公・春太を演じるのは『to...』(2022年/塩野峻平監督)『Sappy』(2022年/上田修生監督)などで主演をつとめる猪征大(いの・ゆきひろ)さん、春太と出会い互いにかけがえのない存在となっていく吃音のバンドマン・レオ役には『甲州街道から愛を込めて』(2022年/いまおかしんじ監督)『アリスの住人』(2021年/澤佳一郎監督)などの遠藤史也さん、ヒロインの向田日向を『福田村事件』(2023年/森達也監督)『愛なのに』(2022年/城定秀夫監督)などの向里祐香(こうり・ゆうか)さんと、実際に主人公たちと同世代の期待の若手俳優が集結。
そのほか、橘花征志郎さん、松本ししまるさん、尾台彩香さん、山田キヌヲさん、大高洋子さん、木村知貴さん、髙橋雄祐さん、細井学さん、山本桂次さんら、幅広いキャストが出演しています。
今年2024年の3月に映画の舞台である下北沢にあるシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で公開され、満席続出で上映期間延長を重ね、各地での上映を経て7月には同じ『K2』で凱旋上映されるなど話題を集めてきた『あとがき』の、名古屋での初上映が決定。
Theater Cafeにて、12月14日土曜日より20日金曜日まで、劇場定休日の火曜・水曜を除く5日間にわたり上映されます。