売れないお笑い芸人と父親に会いたい6歳の女の子の奇妙な旅を描いた松本卓也監督のロードムービー『あっちこっち じゃあにー』が、11月22日よりイオンシネマ新潟亀田インターで新潟県初上映されます。上映にあたり、新潟で活躍する著名人による応援コメントが解禁されました。
『あっちこっち じゃあにー』は、元・お笑い芸人の経歴を持ち、映像制作チーム・シネマ健康会を率いて映画制作をおこなっている松本卓也監督の最新長編。
面白い動画を撮りたがっている売れないピン芸人の末松(すえまつ)と、ネットの動画が大好きで遠くにいる父親に会いたい6歳の女の子・加奈が、それぞれの目的のためにキャンピングカーに乗って旅する中での出会いを、東京、群馬、新潟、山形でのロケで描いたロードムービー。
松本監督自身が末松を演じ、加奈役には映画初出演で実際に6歳のゆずさんが起用されているほか、個性的で国際色豊かなキャストが出演しています。
『あっちこっち じゃあにー』場面写真。ゆずさん演じる加奈(左)と松本卓也監督演じる末松
2023年11月に東京で公開されたのち、各地での上映が続いている『あっちこっち じゃあにー』が、新潟県で初上映。
松本監督は、新潟の離島・粟島を舞台に『私は落ち 陽は赤黒く』(2006年)『ナイランド ~なくし者賛歌~』(2007年)『ウミノカド ~舌と明日と靴下~』(2008年)の3作を制作しているほか『ペーパーロード』(2012年)『ミス ムーンライト』(2017年)でも新潟をロケ地にしており、新潟は松本監督作品にゆかりの深い地。『あっちこっち じゃあにー』でもロケ地のひとつとなっています。
そんなゆかりの地・新潟での初上映にあたり、新潟から全国にお笑いを発信するお笑い集団・NAMARAの代表・江口歩さんはじめ同団体メンバーや、新潟出身で新潟を拠点に活動するフリーアナウンサーの海津ゆうこさんら、新潟で活躍する著名人が作品に寄せたコメントが解禁されました。
江口さんは“「死」は忌み嫌うものでなく、「死」こそすべて。最終結果。つまり、笑えたらいいよね。”と、海津さんは“「生と死」というテーマとしては重いものを深く、そして明るく考えさせてくれるのが松本監督の凄いところです。”と、作品を評しています。
※各コメント画像はクリックで拡大します
映画の舞台である新潟での『あっちこっち じゃあにー』上映は、イオンシネマ新潟亀田インターで11月22日金曜日より1週間を予定。11月24日日曜日には舞台あいさつも予定されています。