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被告はAI! SFミステリー『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』1月10日より3部作連続公開

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解禁された『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』ポスターヴィジュアル ©2025 INTERFACE(※クリックで拡大します)

 現役のAIエンジニアである下向拓生監督が、人間とAIがタッグを組んで事件に挑む姿を描くSF法廷エンターテイメント『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』3部作が、2025年1月10日より東京の池袋HUMAXシネマズにて3作連続公開となることが発表され、ポスターヴィジュアルと予告編、場面写真が解禁されました。

 『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』は、2019年に劇場公開された下向監督の前作『センターライン』の続編となる作品。
 AI自動運転車による死亡事故を担当する新任検察官を主人公にした『センターライン』は、綿密に考証された近未来描写とストーリー展開、そして観客の胸を打つエモーショナルなドラマが評判となり、国内外の映画祭で9冠に輝きました。
 インディース映画では異色といえるSF法廷エンターテイメントが、前作の魅力はそのままに、よりアップグレード!! AIのモデルとなった人物の死の真相に迫る「ペルソナ」、人気バンドが巻き込まれた事件を歌詞生成AIが音楽で伝える「名前のない詩」、贈賄事件の背後にAIが絡む「faith」と、それぞれにタイプの異なる3つの事件に、新任検事の米子天々音(よなご・あまね)と、その「相棒」である喋るAI検察官バッジ“テン”が挑む、意欲的な3部作が完成しました。。

 前作での活躍を受けて交通部から知能機械犯罪公訴部(略称・知犯部)に配属された米子天々音を前作に続き演じるのは、インディーズ作品を中心に主演作も多い吉見茉莉奈(よしみ・まりな)さん。
 共演には、知犯部の庶務・阿倍野に配信映画『雨に叫べば』(2022年/内田英治監督)などの大山真絵子さん、知犯部部長検事・小坂部に名バイプレイヤーの入江崇史さん、そして3作目「faith」のキーとなる人物・島崎にメジャー作でも数々の作品に出演する津田寛治さん、ほか多彩なキャストが集結しています。

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解禁された『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ』場面写真。吉見茉莉奈さん演じる米子天々音(右)と、大山真絵子さん演じる阿倍野。ふたりの視線の先には喋る検察官バッジ“テン”が

 公開決定に際し解禁されたポスターヴィジュアルは、まっすぐにこちらを見つめる米子の眼差しと「AIが心を持つ時、事件(ドラマ)が生まれる」というコピーが印象的。
 予告編は、3部作に共通する世界設定を示す映像に続き3つの事件が描かれて、緊張感あふれる構成ながら、ラストには作品の持つユーモラスな面も覗かせます。

【『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』予告編】

 インディーズ作品でありながら海外のSF作品のような感触も漂わせ「ほんの少し未来に起きるかもしれない」ドラマを描いていく『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』3部作は、『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ』が2025年1月10日金曜日より、『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 02 名前のない詩』が1月24日金曜日より、『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 03 faith』が2月7日金曜日より、池袋HUMAXシネマズほかでロードショーされます。

『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』ストーリー

個人の趣味嗜好を学習した分身AI(デジタルツイン)が普及した平成39年。
AIを被告人として起訴可能とする法律が施行され、知能機械犯罪公訴部に配属された新任検事 米子天々音。
米子の相棒となる、 喋る検察官バッジ“テン”、少々ドジな庶務“阿倍野”と出会い、ともにAI犯罪事件の捜査を開始する・・・。
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解禁された『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ』場面写真

「01 ペルソナ」ストーリー

スマホアプリ上で自分に似合う服を試せる着せ替えアプリ。米子検事最初のAI事件の被疑者は、自死した女性の容姿を模したマネキンAI。そのAIは取り調べで「私は殺されたんです。」と供述する。
自死の原因となった有害ガスを準備したのは、女性本人か、それともマネキンAIか。
人とAIのアイデンティティの境界線を探りながら捜査を続ける米子。
AIに心はあるのか・・・そこまで迫る未来が描かれる。
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解禁された『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 02 名前のない詩』場面写真

「02 名前のない詩」ストーリー

人気インディーズバンドyusquaのボーカルが通り魔事件に巻き込まれた。
彼のスマホにインストールされた歌詞生成AIが、事件の一部始終を目撃していた。
しかし曲を聞かせて歌詞を生成することでしか、その証言を聞き出すことができない。
気持ちがバラバラになってしまったバンドメンバーは、曲づくりを通じて、米子と共に事件の手がかりを追う。
“この胸に突き立てた君”とは誰なのか?彼が狙われた理由とは?
歌詞の謎を紐解く中で見えてきた、人の業と絆。
清々しい音楽と、ミステリーが交錯する新感覚音楽サスペンス。
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解禁された『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 03 faith』場面写真

「03 faith」ストーリー

島崎前市長(演:津田寛治)に医療機器入札を巡る贈収賄疑惑が浮上。
電子通貨<ラウンドコイン>での1500万円の送金が確認される。
米子は特捜部の三国と共に捜査を始めるが、送金者サカナシモリトが自宅で死亡していることが発覚。
古びた彼のアパートで米子は、“ジンコウチノウ”と名乗るAIと出会う。
サカナシモリトはどうして死亡したのか、どうやって1500万円を用意したのか、“ジンコウチノウ”は何を知っているのか。
AIは、頼れる相棒か、排除すべき敵か。
正義のために信じるべきものとは?
ポスター

INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部

  • 吉見茉莉奈 大山真絵子 入江崇史 澤谷一輝
    大前りょうすけ / 津田寛治

    合田純奈 冥鳴ひまり(VOICEVOX)
    松林慎司 みやたに 長屋和彰 荻下英樹
    星能豊 南久松真奈 青山悦子 小林周平

    中山琉貴 小松原康平 アビルゲン
    松村光陽 辻瀬まぶき 澤真希
    涼夏 美南宏樹 藤原未砂希 平井夏貴

    長屋和彰 松本高士 香取剛
    星能豊 松林慎司 もりとみ舞 橋口侑佳
    長坂真智子 井上八千代 原田大輔 小川真桜


  • 監督・脚本・編集:下向拓生
  • 撮影監督:名倉健郎
  • 撮影:名倉健郎/山縣幸雄/水島圭輔
  • 照明:水島圭輔
  • 録音:風間健太/ひらつかかつじ
  • 合成協力:山縣昌雄
  • スタイリスト:SHIKI
  • ヘアメイク:伊藤佳南子
  • 美術:酒井拓人
  • スチル:内田綾乃/岡本ミヤビ
  • 音楽:髙木亮志
  • 劇中歌:ワスレナ/小野優樹/青地徹
  • エンジニア:平崎真澄
  • 制作:美南宏樹/松田将大郎/倉橋健/村瀬裕志/涼夏
  • 法律監修:弁護士・鈴木成公
  • 衣装協力:国島株式会社
  • 名古屋空撮映像協力:前原桂太
  • 宣伝デザイン:大井佳名子
  • ロケーション協力:いちのみやフィルムコミッション/岡崎市観光推進課/旧本多忠次邸/東海愛知新聞社/日本陶磁器センター/料亭菊水/知多半島フィルムコミッション/南知多ビーチランド/津島市シティプロモーション課
  • 製作:Production MOZU/NAGURA TEAM
  • 配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ

「01 ペルソナ」2025年1月10日(金) より
「02 名前のない詩」2025年1月24日(金) より
「03 faith」2025年2月7日(金) より
池袋HUMAXシネマズ ほかにて公開

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