第14回田辺・弁慶映画祭でグランプリを含むダブル受賞を果たすなど近年、各地の映画祭での受賞が続く野本梢監督の特集上映「Rest Rooms3」が、2025年1月13日より15日まで、名古屋シネマスコーレで開催され、未公開作品や撮り下ろし作品、スクリーン初上映作など貴重な作品が上映されるほか、ゲストを招いてのトークも連日開催されます。
シネマスコーレでは2022年に「Rest Rooms」、2023年に「Rest Rooms2」と題した野本梢監督の特集上映を開催しており、同館での野本監督特集上映は今回で3回目。
3日間にわたる特集上映では、未公開作である『シオリとミサキ』(2024年)、やはり未公開作の『それでも-A-』『それでも-B-』(2024年)や、福井駅前短編映画祭2019グランプリなど各地の映画祭で高い評価を得た『次は何に生まれましょうか』(2019年)、さらに野本監督作品の主題歌の野本監督自身によるミュージックビデオ2作品が上映。
さらに『呪怨』シリーズや『あのコはだぁれ?』(2024年)など和製ホラーを代表する映画監督である清水崇さんが総合監修をつとめ、14人の監督が参加したショートホラーシリーズ「スマホラー」から、野本監督がメガホンをとった4作品を上映。『スマホラー」はスマートフォン向けサービス「バーティカルシアターアプリ smash.」で配信されている、スマートフォンでの鑑賞を前提にしたバーティカル(縦型)ムービーで、スクリーンでの上映は初となります。
これら興味深いラインナップの作品が上映されるのに加え、大きな反響を呼んだNetflixドラマ「極悪女王」(2024年)デビル雅美役も話題の根矢涼香(ねや・りょうか)さん、主演作『温帯の君へ』(2024年/宮坂一輝監督)で今年開催の第18回田辺・弁慶映画祭俳優賞を受賞した二田絢乃(にた・ひろの)さん、野本監督の初期作から出演を続けている藤原麻希さん、橋本紗也加さんら、多くのキャストが来場しトークをおこなう予定となっています。