ネット発の“都市伝説”を映画化し大きな反響を呼んだ『きさらぎ駅』から３年、前作にも出演していた本田望結さんが主演し、前作に続き永江二朗監督がメガホンをとった新作続編『きさらぎ駅 Re：』が製作され、２０２５年初夏公開となることが発表されました。
２００４年１月８日、電車に乗っているうちにこの世に存在しない謎の駅にたどり着いてしまった女性の体験談が匿名掲示板に投稿されました。多くのネットユーザーを震撼させたこの体験談は、ネットの世界に留まらずネット発の“都市伝説“「きさらぎ駅」として広く知られるようになりました。
この現代の恐怖譚を永江二朗監督がメガホンをとって映画化した『きさらぎ駅』（２０２２年）は、ゲームで用いられるＦＰＳ（First Person Shooter）という一人称視点の手法や、やはりゲーム用語でプレイ時間を競うＲＴＡ（Real Time Attack）の要素を取り入れた独自の表現や、観客の想像の斜め上を行く展開で、ホラー映画の新たな境地を拓いてスマッシュヒットを記録。さらに動画配信サービスでの配信がスタートすると、多くの新たな観客を獲得。国内視聴ランギング上位に登場して話題を呼びました。
そして前作から３年、前作のスタッフが再集結し、前作以上にパワーアップした『きさらぎ駅 Re：』（きさらぎえき・リ）の製作と公開が決定しました。
新作『きさらぎ駅 Re：』は、現実世界での時間経過と同様に前作『きさらぎ駅』の３年後が舞台。前作で異世界から元の世界に帰還を果たした女子高生・宮崎明日香が主人公となり、前作以上に目まぐるしい展開の物語が展開されます。
もちろん主人公の宮崎明日香を演じるのは、前作で同役を演じて本田望結（ほんだ・みゆ）さん。主演作『カーリングの神様』（２０２４年／本木克英監督）など映画やテレビドラマで活躍が続く本田さんが、異世界と元の世界の橋渡しとなると同時に、前作と新作の橋渡し役ともあります。
そしてメガホンをとるのももちろん、前作『きさらぎ駅』のメガホンをとった永江二朗監督。カルトな人気を誇る「心霊写真部」シリーズやネットの体験談を映画化した『リゾートバイト』（２０２４年）など、意欲的な作品を次々と送り出すホラー映画界の新たな旗手が、再び異世界駅の物語に挑みます。
製作発表に合わせて本田望結さんと永江二朗監督がコメントを発表しています。
主演（宮崎明日香役）：本田望結さんコメント
お久しぶりです。明日香です。「きさらぎ駅」が帰ってきます！引き続き、宮崎明日香を任せていただきます。本田望結です。あれからずっと、戻って来られなかったみんなを想っていました。やっとこの想いをぶつけられます。明日香は必ずみんなを助けだすはず。あの続きを、また映画館で！この夏も、異世界で皆さんをお待ちしています！
永江二朗監督コメント
この度、『きさらぎ駅』の続編を遂に制作することが出来ました。前作の公開後、続編が見たいという声が殺到したのですが、実に3年の月日を要しました。これは前作がヒットしたから作るのではなく、脚本をはじめ、前作を超える作品が出来るまで時間をかけて作ったからに他なりません。今作も前作と同じように、皆様の想像の斜め上をいくアイデア満載のホラー映画になっています。前作をご覧いただいた方は勿論のこと、初見の方にも分かりやすい作りになっていますので、是非、多くの方にご覧いただけると幸いです。前作よりも更にパワーアップしたウルトラZ級ホラーエンタメ作品を何卒よろしくお願いします！
