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4月公開『アンジーのBARで逢いましょう』草笛光子さん演じるアンジーの魅力溢れる場面写真解禁

 70年以上にわたり第一線で活躍し続ける草笛光子さんの最新主演作『アンジーのBARで逢いましょう』が4月4日に公開されるのを前に、草笛さん演じる主人公・アンジーを中心とした場面写真が解禁されました。

 1953年の映画初出演以来、70年以上にわたり映画やテレビドラマ、舞台などに出演を続ける女優・草笛光子さん。2024年に作家・佐藤愛子さんの小説を映画化した『九十歳。 何がめでたい』(前田哲監督)で90歳にして初の映画単独主演をつとめ、第37回日刊スポーツ映画大賞主演女優賞、第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど大きな話題を呼んでいる大ベテランの、新たな主演作が早くも公開を迎えます。
 昨年91歳を迎えた草笛さんの最新主演作となる『アンジーのBARで逢いましょう』は、ある街に現れた「お尋ね者」を名乗る白髪の女性・アンジーが主人公。いわくつきの物件を借りてバーを開いたアンジーと、彼女との出会いにより変わっていく街の人々を描く、現代のおとぎ話となってます。

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解禁された『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真。草笛光子さん演じるアンジー

 草笛光子さんがアンジーを演じて“映画史上最高齢のお尋ね者”として華麗に主演。
 そして、アンジーに物件を貸す大家の熊坂役には、やはり長いキャリアを持ち『さまよう刃』(2009年/益子昌一監督)などに主演する寺尾聰さん。高校生の息子を女手ひとつで育てる美容師・満代役には短編映画『初色』(2021年/松本動監督)で多くの映画賞に輝いた松田陽子さん。満代の息子で悩みを抱える麟太郎役には主演作『うみべの女の子』(2021年/ウエダアツシ監督)など多くの映画やテレビドラマに出演する青木柚(あおき・ゆず)さん。石材屋の息子・政志役には10代前半から活躍を続ける『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(2023年/英勉監督)などの田中偉登(たなか・たけと)さん。古い迷信を信じる女性・梓役に多くの作品に出演し『九十歳。何がめでたい』でも草笛さんと共演している石田ひかりさん。謎の青年役に俳優だけでなくミュージシャン、映画監督など多彩な活動を見せるディーン・フジオカさん。
 さらに、元・大工のホームレス役を名バイプレイヤーの六平直政さんが演じるほか、プロレス団体・チョコプロレスリング所属の女子プロレスラー・駿河メイさんが映画初出演。
 個性豊かなキャストが集結しました。

 脚本は『十三人の刺客』(2010年/三池崇史監督)や監督もつとめた『デンデラ』(2011年)など多くの作品で脚本を手がける天願大介さん。
 大林宣彦監督や石井隆監督ら多くの監督の作品で助監督をつとめたのち、監督として精力的に作品を発表し短編作品が国内外の映画祭で200以上の賞に輝く松本動(まつもと・ゆるぐ)監督がメガホンをとっています。

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解禁された『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真。草笛光子さん演じるアンジー

 すでに注目を集めている『アンジーのBARで逢いましょう』の場面写真が解禁されました。
 赤いドレスを纏いバーのカウンターの前に座るアンジーや、まるで西部劇で馬車に揺られるヒロインのように荷物満載のリアカーに乗るアンジーなど、松本動監督が「とにかくその存在自体が絵になる」と絶賛する草笛さん演じるアンジーのさまざまな姿が観られます。
 また、寺尾聰さん演じる大家の熊坂や、六平直政さん演じる元・大工のホームレスといった登場人物とアンジーが笑う姿や、元はいわくつきの物件だったアンジーのバーの前で白装束に身を包んだ梓が立ちひと悶着ありそうな場面、バーの前で悩める女子高校生の話を聴くアンジーなど、映画の内容を想像させる場面も満載。

 松本監督は、草笛さんの作品への向き合い方を「役作りにはとてもこだわり、いろいろなアイデアを出してくれて、台本や台詞については幾度となくディスカッションを交わした」と振り返り、草笛さんとの映画づくりを「より良い作品にしようという草笛さんのお芝居に対する真摯に向き合う姿勢は、さすが名だたる名監督たちと映画創りをして来られた方だなと改めて感じましたし、私も大いに学ばせて頂きました」とコメントしており、劇中で周りの人々に影響を与えたアンジーのように、草笛さんが作品にエネルギーを与えていたことがうかがえます。

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解禁された『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真

 場面写真解禁に合わせて、作品公式SNSでのキャンペーンがスタートしています。
 キャンペーンでは、映画『アンジーのBARで逢いましょう』への期待や、主人公アンジーへのメッセージ、草笛さんへのメッセージを募集し、抽選で豪華賞品がプレゼントされる予定。
 キャンペーンは上映劇場でも実施が予定されており、SNS・劇場で寄せられたメッセージは、草笛さんご本人に届けられる予定となっています。
 キャンペーンの詳細は、公式ウェブサイトや公式SNSで告知されます。

 「お尋ね者」のアンジーがどんな活躍を見せていくのかk、期待が高まる『アンジーのBARで逢いましょう』は、4月4日金曜日より、東京の新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか、全国順次公開されます。

【『アンジーのBARで逢いましょう』予告編】

『アンジーのBARで逢いましょう』ストーリー

「この世界には偶然なんてことはないのよ。全部必然なの」
これは“お尋ね者”アンジーが巻き起こす、令和のおとぎ話-
ある街にさっそうと現れた凛としたアンジーと名乗る白髪の女性。 自らを「お尋ね者」だと言う
アンジーはいわくつきの物件を借りBARを開く。色々な問題を胸に抱えながら、日々を懸命に生きる町の人々は、アンジーと出会い、その他人に左右されない凛とした生きざまにふれることで“自分らしく”変わっていく。
ポスター

アンジーのBARで逢いましょう

  • 草笛光子 / 松田陽子 青木柚 田中偉登 石田ひかり ディーン・フジオカ  寺尾聰 ほか

  • 監督:松本動
  • 脚本:天願大介
  • 製作プロダクション:ザフール
  • 配給: NAKACHIKA PICTURES

2025年4月4日(金)より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座 ほか全国公開

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